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フィナステリド服用中にアルコールはNG?飲酒による脂肪肝にも注意!

男性も女性も薄毛に悩む方は多いと思います。

男性の場合、そんな時に頼りになるのがフィナステリドという薬です。

フィナステリドは、男性型脱毛症の治療に効果的な成分として知られています。

しかしフィナステリドを服用するときに気をつけなければならないのは飲酒です。

フィナステリド服用中は飲酒はNG?

注意をすれば飲酒は完全にNGではありません。

ただし、過剰なアルコールは肝臓にダメージを与える可能性があります。

アルコールと肝臓は密接な関係があるため注意が必要なのです。

女性も男性もそれなら気になるよね…

この記事ではアルコールと肝臓の関係からフィナステリド服用時の注意点を解説します。

脂肪肝についても触れています。

男性も女性も気になる方はぜひ読んでみてくださいね。

1.フィナステリドやデュタステリドと肝臓の関係

AGAは男性ホルモンテストステロンをジヒドロテストステロン(DHT)に変換する5α還元酵素の働きによるものです。

フィナステリドやデュタステリドもこの酵素の働きを阻害して抜け毛抑制を狙います。

服用すると、消化管から吸収されて血液中に入ります。

 

他の飲み薬も同じですが小腸から吸収され肝臓を通りそこで代謝され一部が不要なものとして排出されます。

代謝とは薬が体内で分解されて無効化される過程のこと。

身体を守るための防衛機能が異物として一部を排出するためです。

代謝は主に肝臓で行われます。

肝臓を通過した有効成分はその後血流に乗り体内へ巡って行きます。

血液中のフィナステリドやデュタステリドは肝臓や前立腺などの組織に運ばれて5α還元酵素を抑えます。

 

フィナステリドやデュタステリド服用の取り決めとして1日1回の服用が定められています。

これは体内に一定の有効成分がある状態にするためです。

しかし薬は肝臓を通過しなければ働けないということになります。

肝臓が健康できちんと機能しなければ薄毛対策としての薬も効能を発揮しない可能性も…

肝臓の働きや数値は無視できないはずです。

2.アルコール分解までの時間

では飲酒をするとアルコールは体内でどうなるのでしょうか?

アルコールも肝臓と大きく関わっています。

飲酒をするとアルコールは胃や小腸で吸収され飲酒後1~2時間ほどでほぼ体内に吸収されます。

ちなみに食品の場合、胃から小腸へと吸収消化されるまでは5~8時間ほどかかります。

アルコールは食品のように消化する必要がないため吸収が早いのです。

 

濃いアルコールの飲酒は食事をしないで行うと体内への吸収が早まりアルコール血中濃度が高くなります。

おつまみや食事をしながらの飲酒は胃にとどまる時間が長くなり体内への吸収が緩やかになり血中濃度も抑えられます。

身体への負担を考えるとそのほうが良いと言われるのはそのためです。

 

吸収されたアルコールは門脈という太い静脈へ入り肝臓へと至ります。

肝臓は入ってきたものの栄養素を取り込んだり不要な毒素などを分解して体内へ排出する代謝をします。

飲んだアルコールの約80%は肝臓で代謝が始まります。

 

性別や年齢、体型などによる個人差はありますが肝臓でのアルコール分解量は1時間に6~9グラムほどのようです。

例えば商品により違いますがビールの大瓶633mlのアルコール含有量は24グラム前後です。

体内に吸収され肝臓で分解されるまで単純計算では3~4時間が必要ということになります。

個人的には思ったより時間がかかる印象でした。

アルコール類、お酒の中でも比較的アルコール濃度の低いビールでコレです。

アルコール濃度が高い日本酒・ワイン・ウイスキー・焼酎などは飲む量を抑えても分解に時間がかかります。

より多量に飲めば7~8時間かかることも多いと思います。

こうなると寝ている間はずっと肝臓がアルコールの分解作業を行うことになります。

 

ちなみに一日のアルコール摂取量の目安は20gとも言われます。

体格や性別などで個人差はあるでしょうが以下はひとつの目安です。

  • ビール(5%):中瓶(500ml)約1本
  • 日本酒(15%):一合(180ml)約1杯
  • 焼酎(25%):ロック(60ml)約1杯
  • ウイスキー(40%):水割り(60ml)約1杯
  • ワイン(12%):グラス(120ml)約1杯

これを超えれば肝臓などにも負担がかかることになります。

先ほどのビール大瓶での24gなら既に超えていることに。

過剰に飲酒すれば肝臓はアルコール分解作業だけで手一杯ではないでしょうか?

一般的には、男性は1日に20g以下、女性は1日に10g以下のアルコール量を目安にすると良いでしょう。

3.アルコールと脂肪肝の関係とは

フィナステリドやデュタステリドに働いてもらうためにも肝臓がまさに肝です。

そうなると気になることがあります。

アルコール飲酒による脂肪肝です。

 

アルコールは肝臓にとって大きな負担になります。

アルコールを飲むと肝臓はアルコールを分解するために多くのエネルギーを消費します。

すると肝臓が必要とする他の栄養素や酵素が不足し肝細胞の働きが低下します。

アルコールの分解過程で発生するアセトアルデヒドという物質も問題です。

活性酸素を介して肝細胞を傷つけたり炎症を引き起こしたりします。

 

これらの影響により肝臓は脂肪をうまく代謝できなくなり脂肪が肝臓に蓄積されていきます。

その結果、肝臓の30%以上が脂肪となる「脂肪肝」となってしまいます。

アルコールを毎日大量に飲酒すれば肝臓内に中性脂肪が貯蔵されていきます。

余分な中性脂肪は血流に乗り動脈硬化や高脂血症なども引き起こします。

困ったことに脂肪肝は初期段階では自覚症状がほとんどありません。

しかし放置すると脂肪肝は進行して炎症性脂肪肝や肝硬変、さらには肝がんになる可能性があります。

そうなったら肝臓の代謝機能は正常に働かないことになりますし生命にも関わります…

薄毛への薬を働かせる暇も機能もなくなってしまいます。

 

脂肪肝の予防や早期発見が本当に重要です。

脂肪肝の診断は血液検査や超音波検査などで行われます。

生活習慣の改善が治療とアルコールの摂取量を減らすことが必要です。

 

アルコールは脂肪肝の原因で同時に脂肪肝の進行を促進します。

アルコールを控えることが脂肪肝の予防や改善に最も重要なことです。

飲み過ぎは薄毛改善のためにも危険です。

治療のためにも肝臓をいたわりましょう。

【自宅】で短時間でできる血液検査ならのような自宅でできる血液検査もあります。

定期的な血液検査は忘れずに行って下さいね。

※画像はイメージです

4.フィナステリドとアルコールの相互作用は?

フィナステリドを服用中にアルコールを摂取しても大丈夫なのかな?

フィナステリドとアルコールとの間には直接的な相互作用はないとされています。

食事や飲酒のタイミングに関係なく服用できるため飲酒後に服用しても問題ないとされています。

それでも過剰摂取には注意と思います。

アルコールは薬の効き目を強めたり弱めたり変えたりすることがあります。

副作用のリスクも高める可能性もあります。

 

過度な飲酒、アルコール自体が脱毛を悪化させる可能性もあります。

アルコールは体内で分解される際にビタミンB群を消費します。

ビタミンB群は毛髪の成分であるケラチンの合成に必要な栄養素です。

ビタミンB群が不足すると抜け毛や薄毛の原因となります。

過度な飲酒は睡眠の質も下げてしまいます。

毛周期の乱れや脱毛を引き起こす心配もあります。

 

デュタステリドはどうなのかな?

デュタステリドを処方された経験もあります。

その際はアルコールとの飲み合わせについては医師から特に注意はされませんでした。

しかしデュタステリドはフィナステリドより強い薬です。

デュタステリドの副作用としてめまいや低血圧などが起こる可能性があります。

アルコールも同様に血圧を下げる作用があるため併用すると副作用が強く出る恐れがあります。

怖いのは肝機能に負担をかける可能性です。

過度な飲酒を続ければ取り返しのつかないことに…

休肝日を設けたり日々の飲酒量を減らすなどをおすすめします。

 

飲酒後にフィナステリドやデュタステリドを服用する場合も注意が必要と思っています。

アルコールが体内に残っていない状態で服用しましょう。

そうしないとアルコールと薬の代謝が肝臓で競合してしまい影響が心配です。

個人差はありますが飲酒後4時間以上はあけての服用が望ましいはずです。

5.まとめ

以上、「フィナステリド服用中にアルコールはNG?飲酒による脂肪肝にも注意!」について解説しました。

フィナステリドやデュタステリドが効果を発揮するには肝臓が正常に機能するのがカギと思います。

脂肪肝などで機能不全をおこせば代謝できない・時間がかかるなど薬も効きにくくなるでしょう。

 

就寝中にも身体の修復や発毛などの新陳代謝が行われます。

肝機能に異常がないとしても飲酒で肝臓に負担をかけているならば就寝中はアルコールの分解で手一杯です。

その他病気等があれば身体はそちらの修復を優先するでしょう。

発毛活動は生命に関わるものではないと判断され就寝中の代謝がじゅうぶんに行われないのではないかと思います。

 

わたしもついつい毎日お酒を飲んでしまいます。

もし飲みすぎや常習で代謝できないほどのアルコールが体内に残っている場合。

多量の飲酒習慣が肝臓で薬の代謝→効能を弱めてしまう可能性があると思いました。

「休肝日を設ける」などの対策は必須です。

 

肝臓は異常があっても痛みが出にくい沈黙の臓器と言われています。

異常を自覚するまえに飲酒をセーブする等出来る対策をして身体を守ることも発毛につながると思いました。

身体を壊してはなんにもなりませんよね。

肝臓の数値計測は薄毛治療でも定期的に必ず行うべきです。

数値が異常ならば発毛効果どころか重病の可能性があります。

もし忙しくて病院に行けないなんて場合はこんなサービスも。

お家で計測できる【自宅】で短時間でできる血液検査ならなども上手に利用してみて下さい。

何と言っても身体が資本です。

 

薄毛・発毛の悩みは珍しいことではありません。

それでも放置すれば進行してしまうのは本当です。

進行性なら対処が早ければ回復の可能性は高まるはず。

お悩みの場合はAGAやFAGA治療も視野にいれるべきと思います。

相談で体の状態と飲酒などについて個々人にあったアドバイスをもらえるはずです。

この記事がすこしでもヒントになればうれしいです。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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