ミノキシジルは薬局やドラッグストアで買える?購入方法と注意点を使用体験から解説
ミノキシジルは薄毛や抜け毛の治療に効果的な成分として知られています。
発毛効果が高いとも言われますから気になります。
では、どこで購入できるのでしょうか?
また、購入する際に注意すべき点は何でしょうか?
この記事では購入方法と注意点について解説します。
わたし自身のミノキシジル使用体験をもとにおすすめもすこし。
いち使用体験者の体験談ですが少しでも参考になればと思います。
ぜひ読んでみて下さいね。
コンテンツ一覧
1.ミノタブとミノキシジル発毛剤の比較
ミノキシジルは男性型脱毛症AGAや女性形脱毛症FAGA脱毛症の治療に用いられる医薬品です。
血管拡張作用によって毛根に血液を送り毛母細胞の活性化や毛髪の成長を促進します。
飲み薬(内服薬)のミノタブと頭皮に直接塗る薬(外用薬)のミノキシジル発毛剤があります。
塗るタイプのミノキシジル発毛剤はリアップなどが有名ですよね。
内服薬のミノタブは全身に作用するため効果が高いとされますが副作用も強いというデメリットがあります。
飲み薬のミノタブは全身をめぐる血流に成分が流れます。
効果は高いと言われますがその分副作用は重くなる可能性があります。
いっぽう外用薬のミノキシジル発毛剤。
局所に作用するため副作用は少ないとされますが一般的にはミノタブよりも効果が低いとも。
もちろんそれぞれ個人差はあります。
使用や服用の回数の差もあります。
ミノキシジル発毛剤の塗布は通常朝晩1日2回の塗布です。
ミノキシジル発毛剤は頭皮に直接塗る必要があるため手間に感じる場合も。
わたしは習慣化してしまい気にはなりませんでした。
いっぽうミノタブは1日1回の服用になります。
2.ミノキシジル発毛剤の購入方法と注意点
ミノキシジル発毛剤とミノタブではそれぞれ購入方法が異なります。
外用薬のミノキシジルの発毛剤は薬局やドラッグストアで購入可能です。
ただし第一類医薬品なので薬剤師の在籍している店舗であればです。
通販でもリーズナブルに買えますがかんたんな問診があります。
わたしも通販で何度も購入していますが、めんどうなものではありませんでした。
これは使用前に副作用を起こさない為にと病気などがないかのチェックのため。
ミノキシジル発毛剤の副作用については以下のようなものがあります。
副作用には頭皮のかゆみや発疹、頭痛や動悸、血圧の低下などがあります。
重度の副作用には、アレルギー反応や胸痛、めまいなどが。
もし重度の副作用が現れた場合はすぐに医師に相談してください。
副作用の確率は使用する製品や個人差により異なりますが一般的には低めと言われています。
なお、使用前にも以下のような症状がある場合はミノキシジル発毛剤を使ってはいけません。
- 高血圧や心臓病などの循環器系の疾患がある場合
- 頭皮に傷や炎症がある場合
- 妊娠中や授乳中の場合
- 18歳未満の場合
- 急激な脱毛の場合(AGAではない可能性があるため)
など他にも異常や病気がある場合も注意して下さい。
使用を始める前には、薄毛や抜け毛の原因を医師や薬剤師に正確に診断してもらうことが重要です。
なおミノキシジル発毛剤は最低半年ほどは継続してみて初めて効果が分かります。
使用中は他の育毛剤との使用は避けて下さい。
わたしはミノキシジル発毛剤はリアップ使用から始めました。
下記の画像はつかってみた実物の一部です。
その後は安価なジェネリックが購入可能になったのでそちらに移行しました。
おすすめはフィナステリドやデュタステリドといった脱毛を抑制するAGA治療薬との併用です。
それらで抜け毛を抑えながらミノキシジル発毛剤で発毛促進するのです。
AGAがまだ進行していない場合はミノキシジル発毛剤をおすすめします。
その理由は日本皮膚科学会でも塗り薬のミノキシジル発毛剤は推奨されているからです。
出典:男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン 2017年版
ぜひ髪の太さや現状維持にも注目して下さい。
昔と違い価格もだいぶリーズナブルになったものもあります。
たとえば4本購入すると1本あたり¥3,000で購入可能なヒックス ミノキシジルも!
1本単位でももちろんリーズナブルです。
肝心のミノキシジル配合量も国内最大の5%です。
詳細はこちらに→ヒックス ミノキシジル
男性と同じものは使えません。
女性専門の製品がありますのでそちらをお使い下さい。
3.ミノタブの通販は可能?
飲み薬のミノキシジルタブレット(ミノタブ)は一般的な薬局やドラッグストアでは買えません。
ミノタブは日本では承認されていない未承認薬だからです。
日本では血圧を下げる降圧剤としても発毛剤としても認可されていません。
先程ミノキシジル発毛剤のところで少しふれた日本皮膚科学会による脱毛症のガイドライン。
飲み薬のミノタブは「使用すべきではない」になっているのです。
ただし未承認薬だから使ってはいけないわけではありません。
医師が診療を行い、副作用についても丁寧に十分な説明をして患者が合意すれば用いることは出来ます。
個人輸入やインターネット通販で入手することは可能です。
しかし大きなリスクがあります。
品質や安全性に関する保証はありません。
偽物や不良品が届く可能性もあるのです。
また、個人情報を抜き取られるリスクもあります。
成分鑑定の内用は本当でしょうか?
ミノタブも定期的に継続して服用する必要があります。
疑えばキリがありませんが口に入れるものですから怖いです。
もしなにか違う物質が入っていたら、重大な副作用や健康被害を引き起こす恐れがあります。
個人輸入薬は健康被害を受けた場合も日本での救済制度は受けられません。
出典:厚生労働省ホームページ
身体の異常や副作用を避けるためにも経過観察アドバイスのためにも医師の診療を上手に利用したほうがよいはずです。
副作用の可能性がミノキシジル発毛剤よりも高いとされることも心配です。
直接口に入れて血流にのるわけですから塗り薬よりも重くなる可能性も…
特に心配なのは心臓や肺など循環器への影響です。
冠動脈を緩めすぎてしまい心臓への血流が落ちてしまうのです。
血流が落ちれば酸素や栄養素が心臓に運ばれなくなってしまいます。
酸素不足になれば肺にも影響して胸の痛みや動悸・息切れが起きやすくなります。
胸の痛みが続く狭心症にも繋がります
冠動脈を緩めたままにしてしまうと心拍が一定で無くなる不整脈にも…
それでも。
発毛するかもという期待値が大きいのはミノタブの魅了ですよね。
わたしもそれでクリニック処方のミノタブを現在半年ほど服用しています。
5mgからはじめて少し胸の痛みを感じて医師に相談、減薬した経験をしています。
気のせいかもしれませんが身体を壊してはなんにもなりませんから…
もしミノタブを使用したい場合。
こうしたリスク減のためにも医師の診断や処方を受けることを体験からは強くお勧めします。
AGAクリニックでの処方でも安心でリーズナブルに入手できるはずです。
4.ミノタブを使ってはいけない場合
ミノタブには副作用以外にも注意すべき点があります。
例えばミノタブは妊娠中の女性や授乳中の女性には絶対に使用してはいけません。
ミノタブが胎児や乳児に悪影響を及ぼす可能性があります。
また、ミノタブは血圧を下げる作用があるため低血圧のかたや心臓病のかたも使用を控えるべきです。
他の薬との相互作用で不具合が起こる可能性もあります。
病気があったり服用中の薬がある場合はかならず服用前に医師に相談してください。
その他誤った使用は危険を伴います。
より専門的な知識も必要ですから医師の指示に従い用量用法を守った服用をおすすめします。
最後に、もし薄毛の原因がAGAやFAGA以外の場合はミノタブ服用は無駄になります。
これはミノキシジルの発毛剤の使用も同じです。
お金を使って副作用の危険性だけが残ってしまいます。
くれぐれもご注意下さい。
AGAなら診療前でも簡易的な診断ツールもありますから。
5.まとめ
以上、ミノキシジルの購入方法と注意点を使用体験からお話ししました。
もし薄毛の進行が初期から中期など範囲もあまり進んでいない場合。
ヒックス ミノキシジルのようなミノキシジルジェネリック発毛剤からのおためしが安めで良いと思います。
一般的に副作用もミノタブよりは軽度ですし入手は通販でも可能ですから。
ある程度薄毛が進んでしまった場合はミノタブ選択もしたくなると思います。
しかし独断でのミノタブ服用は避けましょう。
安全な服用と経過観察のためにもリーズナブルなクリニックでの受診もぜひご検討下さい。
AGAは進行性です。
治療開始が早ければ早いほど回復の可能性も高まるはず。
ぜひ薄毛の悩みが解決されますように願います。
最後までご覧いただきありがとうございました。