AGA治療費は確定申告で医療費控除の対象になる?税務署に電話して聞いてみた
現在AGA治療中のわたしですが、以前から気になっていることがありました。
それは…
「フィナステリドやデュタステリドなどのAGA治療にかかった費用は、医療費控除の対象になるのか?」ということ。
AGA治療は自由診療のため、健康保険は適用されません。
年間で考えると、それなりの治療費になります。
少しでも医療費控除の対象になるのであれば、助かりますよね。
そこで、いろいろネットでも調べてみました。
しかし、AGA治療が医療費控除の対象になるのかについては、情報が分かれていて、はっきりと判断できませんでした。
そこで私は、実際に税務署へ電話して確認してみることに。
この記事では、そのときに確認した内容や、私自身が確定申告をするときに気をつけていることについてお話しします。
なお、税制や医療費控除の取り扱いは今後変更される可能性があります。
この記事は、記事更新時点で確認した情報と、私自身が問い合わせた内容をもとにしています。
実際に確定申告をする際は、最新の情報を国税庁の公式サイトなどで確認するか、税務署などへご相談ください。
それではご覧ください。
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1.医療費控除とは?
医療費控除とは、1年間に自分や同一生計の家族のために支払った医療費が一定額を超えた場合に、所得から差し引くことができる制度です。
基本的には、年間の医療費から、保険金などで補てんされる金額を差し引いたうえで、10万円を超えた部分が医療費控除の対象になります。
ただし、総所得金額等が200万円未満の場合は、10万円ではなく「総所得金額等の5%」を超えた部分が対象になります。
医療費には、医療機関で支払った診療費のほか、治療に必要な医薬品の購入費なども含まれます。
また、自分の医療費だけでなく、同一生計の家族のために支払った医療費も合算できます。
医療機関を受診するための電車やバスなど、公共交通機関の交通費も、一定の条件を満たせば対象になります。
医療費控除の上限は200万円です。
なお、病気やけがなどで保険金や給付金を受け取った場合は注意が必要です。
その医療費について受け取った保険金などは、医療費から差し引いて計算します。
ただし、保険金などを差し引くのは、その給付の対象となった医療費についてです。
ここまでが、医療費控除の基本的な仕組みです。
では、AGAの治療費はどうなのでしょうか?
AGA治療を続けているわたしにとって、ここが一番気になるところでした。

※画像はイメージです
2.AGA治療は医療費控除対象になる?
通院してAGAの治療を行う場合は、病院にもよりますが、だいたい月平均1万円前後はかかると思います。
フィナステリドやデュタステリド、プロペシア、ザガーロなどの内服薬だけでなく、ミノキシジル外用薬などを加えると、もうすこしかかりますよね。
そうすると年間での費用は10万円を超えます。
AGA治療が保険の効かない自由診療であることは仕方ないとしても、確定申告での医療費控除があれば嬉しいですよね。
ただし…問題があります。
AGA治療が医療費控除の対象になるのかについては、はっきりと判断できない情報も多くあったからです。
国税庁では、医療費控除の対象となる医療費について、主に以下のように示しています。
- 医師又は歯科医師による診療又は治療の対価
- 治療又は療養に必要な医薬品の購入の対価
つまり、ポイントになるのは、その費用が治療のための医療費に当たるのか、それとも美容などを目的とした費用なのかということ。
国税庁の案内でも、治療のための整形手術は医療費控除の対象となる一方、容姿を美化したり、容ぼうを変えたりする目的の整形手術は対象外とされています。
では、AGA治療の場合はどうなのでしょうか?
AGA治療は、医療機関で診察を受け、医師の判断によって治療を行うケースがあります。
そのため、私は「AGA治療だから一律に対象外」とは言い切れないのではないかと思いました。
ちなみに、アボルブは前立腺肥大症の治療薬として使用する場合と、AGA治療で使用する場合では、医療費控除の扱いを確認する必要があります。
医療費控除については、実際にどのような治療を受けたのか、何のために薬を使用したのかなど、個々の状況によって判断されるため、気になる場合は税務署などに確認したほうが確実です。
やはりもう一度、そこで考えました。
「AGA治療は脱毛症治療の医療行為ではないの?」と。
AGA治療も一般的になってきていますから。
そこでAGA治療費が医療費控除の対象になるかをいろいろ調べてみました。
しかし…
国税庁のホームページを調べても、AGA治療について医療費控除の対象になるかどうかが、具体的に書かれているわけではありませんでした。
そこで思い切って、税務署に電話して聞いてみようと思ったのです。

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3.税務署に電話してみた
以下の国税庁のページから、電話で問い合わせてみることにしました。
「国税局電話相談センターに問い合わせる」を選びます。
そして居住地を管轄する税務署へ電話をかけ、相談してみました。
早速、担当のかたに聞いてみました。
「通院してAGAの薄毛治療をしています。領収証や明細もあるのですが、医療費控除の対象になりますか?」
すると、
「はい、なります。治療とわかる書類、領収書、明細があれば大丈夫です」
との回答でした。
非常にシンプルに話が終わりました。
担当のかたにも丁寧・シンプルにご回答いただきました。
わたしの場合は当時、皮膚科通院してAGA治療を受けており、治療内容が分かる書類や領収書、明細も保管していました。
そのうえで、医療費控除の対象になるかを確認したところ、このような回答をいただきました。
これで、わたし自身が確定申告をする際の不安はなくなりました。
ただし、ここで注意しておきたいことがあります。
医師による診療・治療であることや、治療に必要な医薬品であることなど、実際の治療内容が重要です。
AGA治療だからといって、すべてのケースが同じように扱われるとは限りません。
治療内容や使用する薬、治療の目的などによって判断が異なる可能性があります。
そのため、AGA治療費を医療費控除に含めるか迷った場合は、治療を受けている医療機関に治療内容を確認したうえで、税務署などに相談するのが確実だと思います。

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また、AGA治療で使用する薬についても注意が必要です。
医療機関で診察を受け、治療のために処方された薬なのか、個人で購入したものなのかなどによっても確認が必要になります。
以前に病院で塗布薬を処方してもらったことがありますが、こうしたものについても、実際の治療内容をもとに確認しておくと安心です。
また、通院治療時の明細や領収書などはかならずとっておきましょう。
医療費控除を受ける場合は、領収書などの必要な書類を保管しておくことが大切です。
医療費の領収書は、確定申告後も5年間保管する必要がありますので、無くさないようにしましょう。
いっぽうで、リアップなどの発毛剤について医療費控除が可能かについても、別の記事で詳しく紹介しています。
4.まとめ
いままでAGA治療費は医療費控除の対象外と思っていたので、今回確認してみたことは大きな収穫でした。
以前の確定申告では、AGA治療費を完全に除外していたから……
「保険適用外の診療(自由診療)=医療費控除の対象外」ではないということも、今回あらためて分かりました。
医療費控除については、保険診療か自由診療かだけで判断するのではなく、実際にどのような診療・治療を受けているのかが重要です。
ただし……
AGA治療だからといって、すべてのケースが同じように扱われるとは限りません。
わたしの場合は、当時、皮膚科に通院してAGA治療を受けていました。
その治療内容や領収書、明細などをもとに税務署へ確認したところ、わたしの場合は医療費控除の対象になるとの回答でした。
ですので、この記事を読まれて「自分のAGA治療費も対象になるのかな?」と思った場合は、ご自身が受けている治療内容を確認したうえで、税務署などに相談することをおすすめします。
また、AGA治療で使用している薬についても、医療機関で診察を受けて治療のために使用しているものなのか、どのような目的で使用しているものなのかなど、確認しておいたほうが安心です。
医療費控除を考えているのであれば、治療にかかった領収書や明細なども、きちんと保管しておきましょう。
わたし自身も、今回税務署へ確認したことで、確定申告の際にどう扱えばよいのかという不安がなくなりました。
もちろん治療先を変更すればまたあらためて確認は必要になります。
なおこの記事は、わたし自身が税務署へ問い合わせた際の回答と、記事更新時点で確認できる国税庁の情報をもとにしています。
医療費控除の取り扱いは、治療内容や個々の状況、今後の制度変更などによって異なる場合があります。
実際に申告する際は、最新の情報を国税庁の公式サイトで確認するか、税務署などへご相談ください。

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AGAやFAGAの治療については、以前よりもオンライン診療などを利用して相談しやすくなったと思います。
控除のことだけではなく、治療そのものにかかる費用を抑えることも、AGA治療を続けるうえでは大切ですよね。
わたしも、はじめてのころはなんとなく怖くて相談できずにいました。
ところが……通院してしまえば、あっけないものでした(笑)
いまでは、治療せずにAGAが進行するままのほうが、よほど不安だったと思っています。
気になる場合は下記の記事でも詳しく触れていますので、ぜひご覧ください。
少しでも当記事が、なにかのお役に立てばうれしいです。
ご覧いただきありがとうございました。






