デュタステリド治療体験談 一日おきの服用効果について
AGA薄毛への有効な方法として一般化してきたフィナステリドやデュタステリドによる治療方法。
その薬は毎日服用しないと効果が出ないと言われています。
でも、デュタステリド服用を始めて数年経ったとき疑問がわきました。
「1日おきに服用でも大丈夫なんじゃないの?」
そう考えたわたしはついに実行に移してしまいます・・
いったいどうなったのでしょうか?
今回はそのときの体験談など含めお話したいと思います。
治療のヒントになるかと思います。
ちなみに。
以下の画像はわたしが当時服用していた実物のパッケージ↓
左が先発薬ザガーロで右はその後服用したデュタステリドジェネリックです。
ぜひ最後までご覧下さいね。
1.デュタステリド使用の経緯
わたしのAGA治療はフィナステリドのプロペシアからスタートしました。
そして現在はデュタステリドのザガーロへと切り替え外用のミノキシジル塗布薬と併用しています。
通院治療をはじめて感じた効果として「抜け毛が減って毛が太くなりつつある実感」がありました。
フィナステリドによる治療中にデュタステリド使用が国内で承認されたため切り替えをしたのです。
年齢・症状等により感じ方も変わると思いますがフィナステリドも効果を感じましたがデュタステリドはよりいっそう効果を感じました。
そして現在までデュタステリドを継続して使用しています。
フィナステリドとデュタステリドの違いについてもかんたんに記載しておきます。
フィナステリドとは
AGAの原因と考えられている酵素の一部(5α還元酵素Ⅱ型)を抑制し、テストステロンがジヒドロテストステロンへ変化することを阻害します。
デュタステリドとは
AGAの原因と考えられている酵素(5α還元酵素Ⅰ型およびⅡ型)を抑制し、テストステロンがジヒドロテストステロンへ変化することを阻害します。
医薬品による治療であるため基本的にはどちらの薬も医師の診察を経てどの薬を用いるか含めて指導・処方されます。
2.デュタステリド服用を一日おきの服用にしたくなった
フィナステリドもデュタステリドも「継続服用しないといけない」ものです。
AGA脱毛の原因物質の発生を抑える薬ですから服用をやめればまたAGAは進行します。
しかし・・
それなりの効果を感じるなかで疑問も湧いてきました。
「使用を止めずに1日おきや2日おきにしても現状維持は出来るんじゃないか?」と考えたんです。
数年にわたって服用し完璧とはいかないまでも現状維持したい状態にはなりつつあったからです。
そしてこれ以上毛髪が大幅に増えることはないだろうと考えはじめていたのもありました。
わたしの想像はこうでした。
- デュタステリドの効能は脱毛防止で発毛ではない。量を減らしても現状維持は可能では?
- デュタステリドを減らしミノキシジルの発毛効果を狙いそちら継続併用すればいいかも
さすがにデュタステリドも2日おきは間隔が開きすぎかと思いました。
そこでまず1日おきの服用チャレンジを開始することにしました。
おそるおそるです…
3.一日おき服用の効果
そして1日おきの服用が始まりました。
毎日シャンプー時の抜け毛の数やブラッシングしたときの鏡のまえで頭髪をチェックしました。
すると、ほぼ違いを感じませんでした。
「しめた!」と感じました。
そこで調子に乗ったわたしは・・
禁断の2日おきの服用へ踏み出してしまいます・・
2ヶ月ほどが過ぎていきました。
元からフサフサでは無いからかもしれませんが特に変化は感じません。
「よしよし(笑)」
ちなみに朝晩のミノキシジル塗布は継続していました。
そして。
3ヶ月ほどがすぎたくらいだったでしょうか。
とうとう変化が現れました。
「地肌が前より見える」かなと思うようになりました。
「気のせいだよ」と思いたかったのですが…
シャンプー時の抜け毛も明らかに増えました。
「これはマズイ」と思ったのですが2日おきを1日おきに変更しただけでした。
まだ懲りてないんですね…
今思えば本当にバカでした。
4.そして病院へ
抜け毛も増え、手持ちのデュタステリドが切れてきたのでいつもの病院へ久々に出かけました。
担当の医師にまず言われます。
「お久しぶりですね、薬の在庫は大丈夫ですか?」と。
薬を毎日服用していれば次の来院の時期はいつごろかとおわかりだったのですね。
そして薬の服用を1日おきにしていることも伝え頭皮の状態を見てもらいました。
「毛が細くなっていますね。それと毛穴から生えている本数も減っています。」
やってしまいましたーー(T_T)
やはり用量用法を守らないといけないことを思い知らされました。
- 血中にデュタステリドの成分が含まれた状態が脱毛防止になる
- 薬で血中に安定したデュタステリドが含まれていることが重要
そのために毎日服用が必要なのです。
また、薬について別の心配もありました。
薬を減らした理由である「現状維持できるかも」という期待以外にいくつかの心配事を相談したのです。
それは…
体調面の変化
1つ目は「体調」についてでした。
服用してから少し「太りやすくなったような気がした」のです。
男性ホルモンに作用する薬であることから勝手に想像しました。
男性ホルモンは太りにくい身体にも繋がります。
男性ホルモンが薬で減少しやせにくくなったのかなと。
また、ホルモン面で感じたことは体毛面でもあります。
「すね毛が薄くなった」ように感じたのです。
ただし体毛を濃くする可能性があるといわれるミノキシジル塗布薬も同時使用していたためかヒゲはそのままでした。
両方とも極端な症状ではないので薬との関連は分かりませんでした。
他の病院で行った血液検査でもとくに異常はありませんでした。
現状は身体に異常を感じる副作用はありませんので薬ではなく食べすぎ飲みすぎでしょうか(笑)
医師からは「異常があればすぐに連絡して下さい」と言われました。
経済的問題
2つ目は「経済的問題」です。
デュタステリド治療薬は使い続けないとならないため経済的には安くはありません。
すこしでも薬への使用金額が減ったらと考え服用感覚を空けました。
でもその結果、効果が減ってしまったわけです。
中途半端に薬にお金をかけて効果も減るなら、余計に不経済なのを身をもって知るハメに…
このしばらくあとに、デュタステリドのジェネリックが解禁となりました。
東和薬品と沢井製薬が厚労省より製造承認を取得した時期のことです。
価格に関しても安くなったと記憶しています。
さらに時代は進み令和になりました。
わたしが一番ネックにしていた「価格の問題」!
こちらもどんどんリーズナブルになってきていて専門のクリニックも現れてきたのは大きな違いです。
でもクリニックは非常にたくさんあり正直ピンキリ。
価格や治療法もまちまちだからです。

きちんと出どころがわかれば「安く薬を処方してくれるクリニック」で良いと思います。
これが体験からの本音です。
シンプルに安く薬での治療を前面に押し出している良心的なクリニックを選びたいです。
それなりに利用者が多いところならさらに安心。
評判が悪ければ廃れているはずですよね。
オプションだらけで高価なところもありリーズナブルで安心なクリニックは多くはないのも現状です。
そんななか、数種の薬までリーズナブルに処方しているところもあります。
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安心と感じた理由のひとつは現在も大人気なこと!
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※ 2022年7月のオンラインカウンセリング件数
治療プランも費用も明確です。
カウンセリングや診察無料、追加費用いっさいなし。
オプションだらけでもろもろ不明確なクリニックも多い中そうした料金体系もとても見やすいホームページです。
薄毛予防だけなら月¥4,000からのコースも有り驚きです。
さらに、初月は効果をおためしのため薬代も無料なんです。
使用感を本当に体感できるのはすごいと思います!
フィナステリドもですがそれより通常割高のデュタステリドも安く記載されている珍しいクリニックの気がしました。

あります!
医師が処方する発毛治療がスマホで完結するオンライン診療のeLife(イーライフ)です。
ホームページを見るととにかく薬が安い!
フィナステリドはありませんがそれより効くとされるデュタステリドの価格がとんでもない記載です。
月々定額コースでひと月¥4,500税込み(2023年3月時点)
わたしが経験したある皮膚科治療でひと月¥9,000程~+診察費用別でしたからとんでもない安さです。
医師についても記載がありました。
「国内で開業、または病院に属している医師が診察・処方・アドバイスを行なっております。」とのこと。

こちらもホームページに記載があります。
「医療機関が仕入れているお薬・商品ですので、対面診療の医療機関を受診した場合と同じです。卸を通じて医療機関が購入しています。」
確認したところ、2023年3月時点で都内のクリニックが提携先として記載されていました。
これってもう海外からの格安個人輸入の出番がなくなるのではないかと思いました。
良い時代になりました。
ぜひホームページを確認してみて下さいね。
5.まとめ
デュタステリドやフィナステリドは毎日継続して服用しないと効果がなくなることが実体験から分かりました。
毛量が多い方などはわかりませんがわたしの場合はダメでした・・
用量用法を守ることが大事ですから粉砕や分割服用もNGです。
継続は意外と難しいかもしれませんが継続することでしか効果は得られません。
繰り返しになりますが毎日服用がたいせつです!
結果的に回復への近道になります。
中断した一番の問題は経済的なこと。
それがリーズナブルに済む時代ですからぜひ検討なさってみてください。
いまでは男女ともに薄毛専門のクリニックもあります。
「通院しての治療?はずかしいな・」
「よく分からないから不安だな」
などなど…
わたしもはじめてのころはなんとなく怖くて相談も出来ずにいました。
しかし覚悟を決めました。
悩んでいる時間はないとそのとき思ったからです。
ところが・・行ってしまえばあっけないものでした(笑)
いまでは、治療せずにAGAが進行するままのほうがよほど不安だったと思っています。
逆に早く始めればよかったなあと振り返ると思います。
おなじ悩みを持つひとはたくさんいます。
ぜひ一歩を踏み出してみてください。
ご覧いただきありがとうございました。