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薄毛治療の飲み薬は市販されてる?ジェネリック? 男女差に副作用、効果体験も

男性型脱毛症AGAや女性型のFAGAといわれる薄毛に悩むひとは多いです。

その薄毛治療は内服薬と外用薬がメイン。

皮膚科やクリニックで処方されますが男性と女性では用いる薄毛治療の飲み薬の種類は異なります。

薬に関してはこんな疑問の声もよく聞きます。

「どんな薬があるの?男女で薬ってどう違うの?」

「効果はあるの?副作用は大丈夫?」

「どのくらいの期間飲むの?」

「市販されている薄毛の内服治療薬、飲み薬はないの?」

わたしもAGA治療を開始するときはたくさん不安や疑問がありました。

服用の実体験ふくめお話ししていきたいと思います。

男性も女性もぜひご覧ください。

1.AGA・FAGAの内服薬の種類

AGA内服薬

2022年現在、AGAによる薄毛治療薬として有名な内服薬は

フィナステリドを主成分とするプロペシア

・デュタステリドを主成分とするザガーロ

があります。

上記内服薬は2017年に日本皮膚科学会が発表した「男性型脱毛症診療ガイドライン」で有効度が認められています。

それによると推奨度Aの「行うよう強く勧める」に該当しています。

その他の推奨度A指定は外用薬のミノキシジル発毛剤のみとなっています。

なにが有効なんだろう?

プロペシアはAGAの原因と考えられている酵素の一部(5α還元酵素Ⅱ型)を抑制し、テストステロンがジヒドロテストステロンへ変化することを阻害します。

ザガーロはAGAの原因と考えられている酵素(5α還元酵素Ⅰ型およびⅡ型)を抑制し、テストステロンがジヒドロテストステロンへ変化することを阻害します。

医薬品による治療であるため基本的にはどちらの薬も医師の診察を経てどの薬を用いるか含めて指導・処方されます。

通常はフィナステリドから開始されると思います。

ザガーロなどのデュタステリド薬がより強力ですがその分使用には注意が必要です。

なお、男性ホルモンに作用するため未成年や女性は使用できません。

今ではジェネリック内服薬も多く用いられています。

女性型脱毛症の内服薬

女性の場合はスピロノラクトンを主成分とする薬品があります。

こちらはホルモンが関係するタイプの薄毛である、いわゆるFAGA対策の薬です。

女性にも男性ホルモンに変化するタイプのホルモンが男性の5%ほど分泌されています。

このホルモンと5αリダクターゼ還元酵素が結合するとジヒドロテストステロンになります。

薄毛や抜け毛の原因となる、このジヒドロテストステロンを抑制し発毛サイクルを改善します。

ジヒドロテストステロンが毛包にあるレセプター(受容体)と結びつき、脱毛させてしまうのを防ぐのです。

女性ホルモンの活性化も期待できます。

それにより異常脱毛を減らし発毛させる正しいヘアサイクルを回復することが期待されます。

こちらも元は高血圧用の治療薬でした。

ニキビ治療や心不全用の薬としても用いられる医薬品ですから、医師の診断の上で処方されます。

男性も用いることは可能ですが通常はAGA用のフィナステリドやデュタステリドになるでしょう。

スピロノラクトンも国内メーカーのジェネリック薬品が多く用いられています。

 

そしてもうひとつがパントガールになります。

こちらは髪が全体に痩せていくようなびまん性脱毛症に効果があるとされています。

ドイツで生まれた女性の薄毛用医薬品です。

2022年現在、ジェネリックはありません。

主成分がビタミンBやタンパク質、アミノ酸といった髪の育成に必要なものを補います。

皮脂の代謝を促したり副腎のはたらきを助けるD-パントテン酸カルシウムや髪を丈夫に保つアミノ酸L-シスチンという有効成分を含みます。

副作用は少ないとされますが先程おはなししたように医薬品です。

そのため入手は通常、クリニックでの処方になります。

ミノキシジル内服薬(ミノタブ)

男性女性に有効なミノキシジルという成分があります。

有効性は高いとされていて通常は外用薬、塗り薬として処方されます。

このミノキシジルにも内服薬があります。

ミノキシジルタブレット。

「ミノタブ」とも呼ばれるものです。

治療の第一段階では処方されにくいはずです。

なぜなら発毛の可能性はあっても強い副作用の可能性が高く心臓などへの悪影響が考えられるためです。

ちなみにすこしお話した日本皮膚科学会のAGAガイドライン。

塗り薬のほうは治療推奨度Aですが飲み薬はDで控えるべきとされます。

AGAで男性向けのものですが女性にも推奨はされないはずです。

個人判断のみでの使用はぜったいに控えるべきと思います。

もし使用の場合は必ずクリニックで。

必ず処方相談をしてきちんと副作用などの説明を受ければ可能性にもなります。

※画像はイメージです

2.服用ルールと副作用について

服用ルール

AGA,FAGAもルールはほぼ共通です。

他の脱毛症や他の重大な病気との区別をするためにも医師の診断が必要で使用の可否も医師判断です。

無駄に医薬品を使用しなくても良いケースもあるかもしれません。

よく相談した上で服用開始してください。

医薬品ですので以下のようなルールを守りましょう。

  • 上記のどの薬も1日1回服用等用量用法を守りましょう。
  • カプセルや錠剤を割らずにそのまま服用して下さい。
  • 毛髪が抜けて生え変わるヘアサイクルが関係するため最低半年間ほど服用すること。
  • 服用をやめると進行するため継続服用が必要です。

その他諸々も医師薬剤師の指示に必ず従いましょう。

副作用について

医薬品ですので、男女ともに副作用が起きる可能性はゼロではありません。

急激な体重の変化や吐き気、倦怠感や食欲不振や異常な喉の乾きが続くなど…

いつもと違う、体調がおかしいと感じた場合は服用を中止して必ず医師に相談しましょう。

可能性は大きくないと思われますが男性の場合…

乳房が大きくなる女性化や射精障害等の場合も同様に注意して下さい。

前述したミノタブについては特に医師によく確認し相談してください。

3.薬を服用して感じた効果

AGAの薬ではありますが自身の服用体験をかんたんにお話しします。

まずはじめにフィナステリド薬の「プロペシア」による治療を始めました。

そのころ認可されたての時期だったと思います。

もちろんまだジェネリックなんてありませんから価格も今より全然高価。

半信半疑で通院服用を始めましたが結果としては「効果あり」と思いました。

髪の毛自体が伸びるのには時間がかかる為、すぐに生えたわけではありません。

ただ、「髪が太くなり抜け毛が減った」ように感じました。

 

これは非常に重要なことと思います。

男性も女性もそうだと思うのですが薄毛感がないことを目指しているはず。

本数も大切ですが髪が太いと薄毛感は軽減されるからです。

毛が太くなったのがうれしかったです。

現状維持も大切な薬の役割でそれと合わせて「飲まないときよりは断然よかった」と感じています。

もちろん生えた生えなかったの感じ方はひとそれぞれとは思います。

毛が生えても長く育たなければ満足しないかたもいたり感じ方はさまざまです。

それでも現状薄毛治療の最有力手段に変わりはありませんから。

ちなみに下記画像はわたしが実際に服用していたザガーロのものです。

その後ジェネリックのデュタステリドに変更しています。

4.個人輸入、通販は?

お話したようにこれらの薬は「医薬品」です。

そのため医師の診療のうえで細心の注意をはらい処方されるものです。

海外からの「個人輸入」での入手方法も存在はします。

しかし、薬をつかうことでの「安心感」が重要と考えています。

海外からの輸入品である以上いつどこで製造されたか、保管方法などその薬の詳細は分かりません。

最終的には使われるかたの判断とはなりますが…

身体にはいるものなので個人輸入は選んだことはありません。

副作用を防ぐためにも使用前に血液検査などから数値を見たりしてもらうことも大切です。

やはり使用される際は専門の病院で事前に医師による確認や検査を行ったうえでの服用をおすすめします。

フィンペシアについて書いた下記記事でも個人輸入について触れています。

 

海外からの個人輸入をお考えのときの注目は価格ですよね。

今では国内でも価格だけは個人輸入なみのものがあります。

例えばこんなサービス。

通販的な感覚で安心の問診がオンラインでセットの治療もあります。

医師のオンライン診断に基づいてAGA治療薬を処方されます。

海外から「個人輸入」とよばれるリスクある購入をしなくてもよいことに。

「国内で開業、または病院に属している医師が診察・処方・アドバイスを行なっております。」と書かれていました。

ホームページによると東京都の会社です。

オンラインで医師が確認してからの服用ですがこれは副作用を防ぐためにも大切。

特徴としては、フィンペシアより効果が強いと言われるデュタステリドジェネリックが月々定額コースで¥4,500となっています。

2022年5月の情報です。

なぜかは分からないですが安いです。

スマホ完結!医師が処方する発毛治療【eLife(イーライフ)】

5.まとめ

男性用と女性用の薄毛飲み薬は基本は違うものです。

それでもジェネリックの登場でかつてより安価に治療が出来るようになりました。

医薬品ですから当然副作用の可能性はゼロではありません。

そのためにも海外からの個人輸入はおすすめしません。

診断がついたうえで内服薬や外用薬を国内入手できる先ほどのものもあります。

AGAやFAGA内服治療薬は当然ですが体に入るものです。

安心して治療・服用したいので通院して医師の指導のもとAGA対策を継続しています。

もちろん第三者の目から効果測定してもらう面もあります。

通院治療ならば万が一使用中に体調に悪影響が出た等の場合はすみやかに医師に相談できます。

体を壊してしまっては本末転倒です。

 

長年使用して体感した大切なことは継続することです。

以前服用を中断してひどいことになりました。

それでさらに感じたのは開始は年齢が若いうちのほうが効き目が良かった」ということ。

毛母細胞などの新陳代謝は若いうちのほうが盛んでしょうからとても重要なことと思っています。

AGAやFAGAは進行性です。

開始は1日でも早いほうがいいです。

わたしもかつては通院も相談も出来ずにいました。

「通院しての治療はなんか恥ずかしいなあー」

「なんか不安だな」

後回しでいいかと考えていたんですね。

しかし抜け毛は止まらず覚悟を決めました。

進行性のため悩んでいる時間はないとそのとき思ったからです。

ところが・・行ってしまえばあっけないものでした。

いまでは治療せずに進行するままのほうがよほど不安だったと思っています。

逆に早く始めればよかったと後悔もしました…

今ではさまざまな専門の病院・クリニックもあります。

オンラインで無料診断から薬まで宅配、女性のFAGAの相談を受け付けているところまで。

ご確認、ご相談されてご納得のうえの治療なさることをぜひおすすめします。

クリニックは千差万別です。

治療の効果と価格はもちろんですが安心感を持てるところも調べました。

こちらは女性専門のクリニック記事です↓

ぜひ一歩を踏み出してみませんか?

おなじ悩みを持つひとはたくさんいます。

育毛活動いっしょにがんばりましょう!

この記事がすこしでもお役に立てばうれしいです。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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