フィナステリドだけで十分ではなかった…AGA治療体験談ブログ
薄毛に悩む男性の多くがプロペシアやフィナステリドという薬を聞いたことがあると思います。
フィナステリドはAGA(男性型脱毛症)の治療に効果があるとされる成分です。
でも本当に効果があるのでしょうか?
副作用やその他の心配はないのでしょうか?
フィナステリドのみでも効果が見込めることもあると思います。
しかし。
わたしの場合はそれだけではダメだったんです…
わたしはプロペシアとフィナステリド合わせて数年間服用していました。
中断期間もありましたが3~4年ほど。
「フィナステリドだけでOKな場合とNGの場合について」
「フィナステリドが効かないと感じる理由とは」
「副作用について」
などについて実体験からもお話しします。
ぜひ読んでみて下さいね。
コンテンツ一覧
1.プロペシア(フィナステリド)治療の経緯と効果は?
プロペシアやフィナステリドジェネリックはAGA(男性型脱毛症)や前立腺肥大症の治療に用いられる薬です。
服用後約6ヶ月程から効果が現れるとされます。
フィナステリドジェネリックはプロペシアの後発医薬品です。
有効成分や効果は同じですが価格は安くなっています。
フィナステリドジェネリックとプロペシアの違いは、製造メーカーや形状、色などにあります。
どちらの薬も1日1回1錠を飲むことで薄毛や抜け毛を防ぎます。
フィナステリドジェネリックとプロペシアも処方箋が必要な医療用医薬品になります。
わたしのAGA治療薬服用はまずプロペシアからでした。
20代なかばくらいで生え際の左側だけ髪が減ってきて…いわゆるM字の薄毛の状態になりました。
まだ薄毛対策といえば育毛剤がメインのころでした。
情報も少なかったしあまり真剣に捉えていませんでした。
自分が薄毛と認めたくなかったんですね…
「そんなに進行しないだろう…」くらいに考えていました。
ところがシャンプーをすると段々と抜け毛が増えてきて本当に恐怖に…
真剣に調べると「皮膚科で治療が出来るらしい」と聞き駆け込みました。
たぶんAGAクリニックもそんなに多くなかったと思います。
プロペシアです。
医師の診療によればAGAの初期の段階とのこと。
まず抜け毛をおさえていければいいなと期待をして服用を開始。
4ヶ月から半年前後で抜け毛が減ってきた感じがしてとてもうれしかったのを覚えています。
AGAが初期ならばまだ頭部全体の毛量や太さもあるはず。
年齢も若ければ毛母細胞も元気なはずですから期待が持てると思いました。
体験からそう思います。
早めの段階でAGAに気づいてまず認めることからです。
そこできちんとルール通りの治療をすればフィナステリドだけでもじゅうぶんなことも多いはず。
もちろん身体の状態は個人差があります。
すべての人の当てはまるとは思いませんが、あきらめることはないはずです。
2.フィナステリドだけで十分ではなかった話
それから2年ほどプロペシアを服用したと思います。
しかし、ここで大きなミスをします。
「抜け毛も減ったし見た感じも、もう大丈夫じゃないのかな?」
そして独断で服用をやめます…
その理由は費用の問題と副作用の心配からでした。
当時まだ、プロペシアより安価なフィナステリドジェネリックはありませんでした。
毎月プロペシアを皮膚科まで通って処方されるのが費用面で苦しくなってきました。
AGA治療薬は服用を継続しなければならないからです。
やめてすぐには特に変化は見られませんでした。
「なんだ、やっぱり大丈夫だよ~」
しかし、しばらくすると抜け毛が増えてきて…
服用前に戻ってしまったような気がしました。
あわてて皮膚科に駆け込みました。
きちんと医師のアドバイスやルール通り服用しなかったため以前にかけた費用や時間もムダにしたことになります。
その後すぐにフィナステリドジェネリックが解禁されました。
成分はプロペシアと同等のはずですから早速服用を開始します。
価格はプロペシアよりリーズナブルになってうれしかったのですが…
しかし以前のような抜け毛が減った感じは少なかったのです。
もちろん服用しないときよりは良いのですが…いくらかましという程度。
個人的な考えですが、薄毛の進行具合によるものと思っています。
薬をプロペシアからフィナステリドジェネリックに変わったからとは思っていません。
両方とも国産の薬でしたから。
きっとそれなりの期間、服用を中断していたからです。
中断期間に以前よりAGAが進行していれば原状回復には時間もかかるはずだからです。
また、以前よりも身体の中で5α還元酵素からDHTへの活性が強まったのではないかとも考えています。
これもきっとAGAが進行してしまったあかし。
この段階では、わたしには「フィナステリドのみではだめだった」ことになります…
AGAの程度や範囲が進んでしまうと回復にはまた時間がかかります。
この失敗には本当に後悔しました。
治療の注意点を少しお話します。
ぜひ髪の太さにも注目して下さい。
髪が細くなると薄毛感が増すと思います。
髪が細くならないよう現状維持できているかは大切なことと思います。
もちろん効能や感じ方には個人差があります。
それでも独断や服用ルールを破れば難しくなるでしょう…
自身がAGAかどうかとAGAのきっかけをきちんと認めることも大切です。
早めの対策が出来るからです。
もし諸事情ですぐには病院での診断ができない場合はツールを使うのもひとつの方法です。
3.フィナステリドの副作用
フィナステリドの主な副作用です。
- 勃起不全や射精障害、
- 性欲の減退、
- 肝機能障害、
- 頻尿、腹痛、下痢
これらの副作用は発症する確率は低いとされていますが重篤な場合もあります。
特に肝機能障害はもし見逃せばこわい気がします。
服用する際には医師の指示に従って適切な量を服用し、定期的に血液検査などで肝機能や男性ホルモンの状態をチェックしましょう。
副作用が出た場合や気になる症状があった場合はすぐに医師に相談してください 。
もし病院にはなかなか行けないなど…
そんな場合は血液検査が自宅で出来るサービスも→【自宅】で短時間でできる血液検査なら
フィナステリドを服用できない人もいます。
- 妊娠中や授乳中の女性(触れるだけでもNG)
- フィナステリドに対するアレルギーがある人
- もとから肝機能障害や通院するような病気がある
こうした場合はフィナステリドを服用してはいけません。
フィナステリドはAGA治療においてエビデンスのある有効な薬です。
わたし自身はプロペシアやフィナステリド服用中に異常を感じたことはありません。
しかし薄毛や体の状態は人それぞれです。
副作用や服用のリスクもあることをきちんと理解しておく必要があります。
治療を開始するか継続するか含めて医師のアドバイスのもと安全な治療を行うべきです。
4.フィナステリドが効かないと感じる場合とは
フィナステリドが効かないと感じる場合、原因は以下のようなことが考えられます。
服用期間が不十分な場合
フィナステリドは効果がわかるまでに時間がかかります。
毛周期に合わせて効果が現れるため、最低でも3~4ヶ月以上は服用しなければなりません。
毛周期とは毛髪の成長と脱毛のサイクルのことです。
先程お話した服用を中断したりストップした場合も再び抜け毛が増えることもあります。
効果も分からないままの中断は費用も時間ももったいないことと思います。
なおAGAは完治しません。
治療中は服用を続けることになります。
AGA以外の原因で脱毛が進行している
AGA以外の原因で脱毛が進行している場合もあります。
以下のようなAGA以外の脱毛症の場合は効果がありません。
- 円形脱毛症や脂漏性脱毛症など他のタイプの脱毛症
- ストレスや栄養不足などの生活習慣の影響で起こる脱毛
- 髪を強く引っ張ることで起きる牽引性脱毛症(けんいんせいだつもうしょう)
このような場合は、フィナステリド以外の治療法や対策を検討する必要があります。
フィナステリドはあくまでAGAに対して有効です。
※画像はイメージです
薄毛の範囲や程度が進んでいる場合
先程触れましたが大切なのでもう一度お伝えします。
AGAによる薄毛の進行が進んでいる場合は効果が出にくいと思います。
フィナステリドは5α還元酵素の活性を阻害することでAGAの原因となるジヒドロテストステロンの生成を抑えます。
しかし、薄毛が進行してしまい5α還元酵素の活性化を抑えられなくなってしまうと…
フィナステリドだけでは効果が見えにくいこともあるはずです。
薄毛の程度が進んでいれば効果を感じるまでの時間も初期のころよりもかかります。
おなじフィナステリド薬を服用しても服用した年齢により効果が分からなかった体験もしています。
毛母細胞が元気な若いうちなら効き目もわかりやすいと考えています。
もし薄毛の状態がそれほど進んでいない場合。
フィナステリドに加えて塗るタイプのミノキシジル発毛剤おためしもおすすめします。
たとえば費用もリーズナブルと感じたヒックス ミノキシジルもあります。
ミノキシジルの塗るタイプの発毛剤はフィナステリドと同様に日本皮膚科学会でも推奨されているからです。
出典:日本皮膚科学会 男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン2017年版
1本あたり¥7,000以上の発毛剤は普通にあります。
4本まとめ買いなら1本あたり¥3,000なら→ヒックス ミノキシジル
個人輸入の薬を独断服用している
日本では男性型脱毛症に対する保険適用がありません。
そのため個人輸入で安価な海外製の薬を入手したくもなります。
しかし個人輸入の薬は厚生労働省が認可していないものも多く品質や安全性に問題がある可能性があります。
本物かどうかもわからないので体内に継続して入れるのはわたしなら怖いです。
もし別の病気にでもなればさらに診療費はかさみ髪どころではなくなるかも…
個人輸入薬はなにかあっても国の救済制度は受けられません。
出典:厚生労働省ホームページ
副作用を避けるためにも経過観察アドバイスのためにも医師に相談し、適切な治療法を選択することをお勧めします。
5.フィナステリドが効かなくなったら
もしフィナステリドが効かないとか効かなくなったと感じる場合。
まず自分の脱毛症のタイプに合った治療を正しくしてもらうことが重要です。
もし独断で薬を服用し続けても、薄毛の状態に合わずに無駄になってしまえばもったいないからです。
AGAでも頭皮の炎症や感染などで脱毛が悪化することもあります。
個人的な体験からは「デュタステリドへの切り替え」もありと思っています。
AGAが初期から中期の場合、フィナステリドによるクリニックでの治療も良いはず。
ある程度AGAが進行したらデュタステリドへ。
症状にあった最適な治療なら早ければ早いほど回復の可能性も高まるでしょう。
医師と相談で個々人にあった最適な薬や治療法が見つかるはずです。
でもAGAクリニックって非常にたくさんあり正直ピンキリですよね。
価格や治療法もまちまちです。
とくにデュタステリドはフィナステリドより通常は割高です…
まずは追加オプションがなくリーズナブルなところで。
そうでなければ治療を続けていけないからです。
プライバシーも大切なので完全オンライン対応がよいです。
わたしは皮膚科で薄毛ではない人と一緒に並んで恥ずかしい思いをしたことがあります…
完全オンラインのAGAクリニックなら他人の目を気にしなくてすむので恥ずかしくないのも大きいです。
診療も多分あっという間に終わります。
オンラインのAGAクリニックで診療メニューが明確でリーズナブルに続けられるところ。
信頼感があればさらにベターです。
これがAGA体験者の自分なら選択したくなるクリニックの条件です。
フィナステリドはもちろん、デュタステリドもリーズナブルなクリニックも探すとあります。
ぜひご覧になってみて下さいね。
6.まとめ
以上、フィナステリドだけで十分ではなかった体験からお話ししました。
フィナステリドはAGAの抜け毛予防に効果的とされる薬ですが効果には個人差はあります。
症状に合わない場合もあるでしょう。
副作用にも注意する必要があります。
万人に効く万能の治療はもちろんありません。
それでも治療開始や治療中でも迷いを感じているなら。
AGAは進行性ですから放置すれば治りません…
思い立ったときが一番の早いタイミングなのは本当のことです。
もし、早くからルール通りきちんと治療していれば効果はもっと早く現れて時間もお金も効率的に使えたかも。
AGAクリニックは診療メニューが明確でリーズナブルに続けられるところで。
費用が高すぎれば中断→後悔と連鎖するので治療が継続できる安さと安心感は重要。
完全オンラインのAGAクリニックなら他人の目を気にしなくてすむので恥ずかしくないのも大きいです。
丁寧な公式サイトでの印象のHair’s(ヘアーズ)も良さそう!
患者数多めのおためしなら銀クリAGA.comも!
自身の症状に合った診療をしてもらいましょう。
ぜひ検討してみて下さいね。
この記事が少しでもお役に立てばうれしいです。
最後までご覧いただきありがとうございました。