ザガーロはやばい?やめとけ?効果とリスクを服用体験から探る
薄毛治療で脱毛を抑える薬ザガーロ。
今ではその後発薬でデュタステリドジェネリックも多いですよね。
薄毛治療に有効だという意見があるいっぽうで「やばい」とか「やめとけ」という声も。
それは副作用の心配があるからだと思います。
でも、よく考えれば当然の気がします。
医薬品ですから有効とされればその分副作用の可能性も高まりますから。
ということは逆に、副作用に注意すれば希望が持てるということにはならないでしょうか?
わたしは実際に3年以上先発薬ザガーロを服用してその後ジェネリックのデュタステリドを服用しました。
体験からは「脱毛抑制効果がある」と思っています。
副作用や他に注意すべきこと、実際の服用体験もお話していきます。
ぜひ読んでみて下さいね。
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1.ザガーロの副作用について
ザガーロはデュタステリドを主成分とするAGA治療薬です。
主に脱毛を予防・抑制する薬です。
AGAの原因であるジヒドロテストステロンを生成する5αリダクターゼという酵素の働きを抑えます。
この酵素にはⅠ型とⅡ型があります。
似たようなAGA治療薬にプロペシア(フィナステリド)があります。
プロペシアは5αリダクターゼⅡ型を抑制するのに対し、ザガーロはⅠ型もⅡ型もおさえます。
Ⅱ型は前頭部から頭頂部に多く、Ⅰ型は皮脂腺に多いと言われます。
Ⅰ型はAGAには関係ないと言う意見や個人差もありますが、ジヒドロテストステロンを抑える効果はザガーロのほうが高いとされています。
ザガーロ開発のグラクソ・スミス・クライン社の臨床試験では毛髪数の増加や硬毛数、毛髪の太さの増加がみられたそうです。
主な副作用を見てみましょう。
- 勃起不全や射精障害、性欲衰退などの性機能不全
- 発疹
- 頭痛
- 抑うつ
- 乳房の女性化や痛み
- 肝機能障害
などが挙げられます。
ザガーロ服用での副作用は全体の10%程度と言われます。
プロペシアに比べザガーロの副作用確率は高いとされる為「やめとけ」とか「やばい」と言われる一因になったと思います。
幸いなことにわたしの場合は副作用を感じることはありませんでした。
また、日本皮膚科学会が発表しているAGAのガイドラインがあります。
そこにはザガーロ(デュタステリド)内服がプロペシア(フィナステリド)内服と並んで推奨度Aとされています。
出典:日本皮膚科学会「男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン2017年版」
きちんとルールにのっとり医師の処方などで用量用法を守れば「やばい」とまではならないはずです。
ただし薬は継続して服用するわけですからリスクには違いありません。
肝機能障害は特にこわいのできちんと血液検査での数値チェックがリスクを減らします。
服用前には確認しておくことが勧められるはずです。
でも、忙しくてなどで血液検査で病院に行く時間がないとかもありますよね。
今では在宅で検査キットが届いて、身体の異常はもちろん、がん検診までのものもあります。
薄毛治療にも身体が第一。こればかりは何にも変えられないものです。
副作用につながらないように定期的なチェックはお忘れなく。
2.ザガーロやめとけと思うその他の理由
いくつかあると思いますので順番に見ていきましょう。
ザガーロの価格について
皮膚科やクリニックにより様々ですがザガーロ(デュタステリド)はプロペシア(フィナステリド)よりも割高です。
AGA治療は一回の薬の服用では終わりませんから、やめとけと思う理由にもなるのかもしれません。
ザガーロが効かないと感じるとき
効き目がないのに服用し続ければ治療費を払いながら副作用の可能性だけかかえることになりますよね。
本当にそうならやめるべきです。
ただその前に確認してほしいことはいくつかあります。
・薄毛の原因がAGAではない場合
男性の薄毛にはAGA以外にも円形脱毛症や粃糠性脱毛症、脂漏性脱毛症などがあります。
ザガーロやプロペシアはAGA以外には効果がありません。
もし一気に髪が抜けてしまったり頭髪全体が抜けてしまったような場合はAGAではない脱毛症の可能性が高いと思います。
重大な病気の場合もありますからすぐに皮膚科の医師に相談して下さい。
AGAの場合は前頭部や頭頂部から徐々に髪が抜けていきます。
この早期の段階で気づくこと、AGAの兆候を見逃さないことがとても重要です。
AGAは進行性のため対処は早ければ早いほど良いからです。
わたしは認めたくなかったから初動が遅れて後悔しました…
もし、病院にいくのが難しかったりする場合。
おうちでチェック出来るツールもあるのでAGAのはじまりは見逃さないようにして下さい。
・ザガーロ服用半年以内の場合
プロペシアも同様ですがザガーロ服用開始からひと月ほどでは効果は分かりません。
最低半年ほどは継続服用が必要になります。
これは髪が抜けて新たに髪が生えてくるヘアサイクルが正常になって効果がわかるために必要な期間だからです。
また、服用開始から1種間前後で「初期脱毛」と呼ばれる細い髪の脱毛が起きることがあります。
退行期の髪が抜けているもので薬の効果が出始めている証拠。
個人差はありますがひと月強ほどで収まるとされますので、この抜け毛で「効いていない」と思われないように。
いつまでも収まらない場合は医師や薬剤師にご相談下さい。
※画像はイメージです
・薬を正しく服用していない
例えばザガーロカプセルを分割したり1日1カプセル服用などのルールを守らなかったり。
これらの場合は効かないでしょう。
服用を少し忘れてしまった位なら大丈夫と思いますが、習慣的に薬を減らして後悔した体験があります。
はじめは髪が太くなった感覚からつい調子に乗りました。
薬をケチりたくなって1日1回を2日に1回、3日に1回と…
数ヶ月して抜け毛が止まらなくなった体験をしています。
そうなったら取り戻すのにまたお金や時間がかかり泣くはめになりました…
用量用法を守ってルール通りの服用をおすすめします。
・個人輸入の薬を独自で服用した
この場合は効かないと感じることもあるでしょう。
財務省が税関が輸入差し止めした物品のデータ。
すでに2018年時点で偽の医薬品が全体の3割強を占めていたそう…
偽薬ということは何が入っているかわからないわけです。
生産国がどこどことラベル表記されていても本当かわかりません。
なかには成分鑑定表なるものがついているものもありますが、それもすべてが本物の保証はありません。
海外個人輸入でやってくるものの100%本物かの確認は困難でしょう…
例えばインド製のジェネリックは多いですがそれが本当にインド製かもわからないわけです。
輸入代行しているところでさえも本当の製造元がわからないこともあるのではないでしょうか?
「いつどこで誰が作ってどう保管していたか?」
「前回届いたものが偽物ではなくても、今回届いたものが同じ品質のものなのか?」
疑えばキリがありませんが、そんなことも保証がないわけです。
もし偽薬に多い乳糖やでんぷんを薬と思って飲んでいたら効き目は見込めません。
継続して身体に入れるものですから海外からの個人輸入はやはりおすすめしません。
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3.ザガーロ(デュタステリド)ジェネリック服用体験
ザガーロからデュタステリドジェネリックへと実際に両方服用してみた体験をすこし。
かつて私も「ジェネリック薬は効かないんじゃないか」と思っていたんです。
それには実体験からの理由があります。
わたしの薄毛治療薬服用はまず通院してのプロペシア服用から始まりました。
そこで一定の抜け毛が減った感じがしてよろこびました。
そのまま安定した期間に入ったのですがそこで欲が出ました。
「もう少し薬価を安くしたい…」
ちょうどその頃です、プロペシアのジェネリックであるフィナステリドが処方され始めました。
先発薬と有効成分は同等のフィナステリド薬ですので安心して服用を始めました。
ところが…
なぜか「あれ?」となります。
抜け毛が増えた気がしたんです。
理由は分かりませんがジェネリック薬は先発薬と添加物などすべて同じではありません。
個人差があると思いますがすぐに医師に相談しました。
その頃ザガーロの処方が開始され始めていて医師に提案されました。
迷いなくザガーロをチョイスします。
ザガーロで抜け毛がへった感じがしてとても嬉しかったのを覚えています。
でも、落ち着いてきた頃また欲が・・・
通院してのザガーロの薬価がだんだん気になってきたのです。
「もう少し安くならないかな・・」
そんなタイミングで耳にしたのがザガーロのジェネリック薬が登場します。
ただし今回はジェネリックにしてよいのか非常に選択に悩みます。
前述したようにフィナステリドジェネリックに必ずしも成功しなかった経験をしていたから。
ジェネリックは効かないのでは?という声がとても理解できたのです。
でも「だめなら早めにザガーロに戻せばいいか」とテスト感覚でデュタステリドジェネリックへの切り替えを選択しました。
実は切り替える前から抜け毛が増えていました。
デュタステリドジェネリックに切り替えたあと数ヶ月それは続きました。
「初期脱毛かもしれない」と自分に言い聞かせて続けたところ、だいぶ抜け毛は落ち着いてきました。
細い抜け毛が減っている気がしました。
成長途中の細い毛が脱毛してしまうのが一番怖いのでそこがうれしかったです。
現状維持も大切な治療効果です。
10代のころのようなふさふさは難しいかもしれませんが薄毛感が減少すれば良いと思っています。
こうした服用体験から今回はジェネリックへの切り替えは成功していると感じているのです。
少しでも脱毛抑制効果が出てくると非常に励みになります。
この体験から考えていることがあります。
ジェネリックかどうかよりも自身の症状に合った薬をきちんと継続して服用することが大切。
年齢をかさねれば以前効いていた薬が思うように働かなくなることもあると実感しています。
そのためには副作用に注意しながら診断・効果測定してくれる医師のアドバイスが重要なはず。
薬の切り替えも医師の提案でしたから。
4.ザガーロは他の薬と一緒に飲んでも大丈夫?
以前にこんなこともありました。
新型コロナワクチン注射摂取に出向いたときの話。
問診票に服用薬記載蘭があったので「AGA デュタステリド服用」と記載しました。
すると摂取前に看護師に確認されました。
「どちらの病院で出されたものですか?」
処方先病院を伝えると「それなら大丈夫です」と言われました。
このようにデュタステリド自体は他の薬との相性はそれほど心配しなくとも良いと言われますが例外もあります。
併用禁忌薬はありませんが、飲み合わせに注意しないと身体に何らかの悪影響が出る可能性があるため「併用注意薬」はあるということになります。
CYP3A4阻害作用のある薬がそれに当たります。
例えば真菌薬のケトコナゾールや抗うつ剤などに含まれるものもあります。
ただ、CYP3A4阻害薬と言われても非常にわかりにくいですよね?
飲み合わせリスクを防ぐためにも自己判断での服用は避けたほうが良いでしょう。
AGAクリニックなどでの医師の診療がリスクを減らします。
5.ミノキシジル発毛剤併用とAGA治療におすすめクリニック
デュタステリドジェネリックに加え発毛促進効果をもたらすとして有名なミノキシジル発毛剤。
そしてミノキシジル発毛剤の先駆者、先発薬といえばこれですね。
もし薄毛の範囲が狭かったり初期の場合。
こうした発毛剤の使用はありと思います。
抜け毛防止予防のザガーロ(デュタステリド)と発毛促進効果を持つミノキシジルのあわせ技も有効そうです。
手軽に購入できるのは大きなメリットですよね。
こちらも継続使用が必要です。
それならまとめ買いでお得になるようなジェネリックを使うのもあり。
継続するならミノキシジルも低価格のジェネリック、ヒックス ミノキシジルも良さそう。
発毛剤は1本あたり¥7,000以上のものも普通にあります。
コレなら4本まとめ買いで1本あたり¥3,000ですから→ヒックス ミノキシジル
身体の異常や副作用を避けるためにも経過観察アドバイスのためにも医師の診療を上手に利用すべきと思う理由です。
価格は安くても海外個人輸入薬はどうしてもリスクは高いです。
もし別の病気にでもなればさらに診療費はかさみ髪どころではなくなるかも…
個人輸入薬はなにかあっても救済制度は受けられません。
出典:厚生労働省ホームページ
本物かどうかもわからないので体内に継続して入れるリスクがわたしなら怖いです。
プライバシーも重要です。
わたしは皮膚科で薄毛ではない人と一緒に並んで恥ずかしい思いをしたことがあります…
完全オンラインのAGAクリニックなら他人の目は気にしなくて済みますから恥ずかしくないです。
診療も多分あっという間に終わります。
そして診療メニューが明確でリーズナブルに続けられること。
信頼感があればさらにベターです。
これがAGA体験者の自分なら選択したくなるクリニックの条件です。
6.まとめ
今回はザガーロは本当にやばいのかやめとくべきかについて見てきました。
一定の脱毛抑制効果がありそうということはリスクはゼロではありません。
ただしそれはどんな薬でも同じです。
もちろん薄毛や身体の状態などは人それぞれ。
万人に完璧に効く薬や治療なんてありません。
それでもはっきりしているのは薄毛は何もしなければどんどん進行していくことです。
薄毛が広範囲になれば時間はさらにかかるはずです。
AGAやFAGAはホルモンによるものが大きいですが毛母細胞の老化も大きく関わるはずです。
デュタステリドやミノキシジルにはその老化を遅らせる効果もあるそうです。
クリニック相談が早ければ早いほど時間もお金も節約の可能性が高まります。
たとえば完全オンライン対応で都内に実際に医院も構えている安心感満点のHair’s(ヘアーズ)も。
診療内容も価格も明確で国内製医薬品も海外製も選べる自由度。
大きすぎる格安クリニックには中には流れ作業のような診療もあります。
こちらは財布に相談しながら医師が細やかに伴走してくれるはず。
初回限定¥1,500税込みからの安心感含めたおためしは魅力的です。
あきらめずにぜひご検討なさってみて下さいね。
正しく継続することが近道なはずです。
この記事が少しでもなにかのお役に立てば幸いです。
最後までご覧いただきありがとうございました。