AGA治療で後悔したことは?ブログに体験から書いてみます
AGAの治療を始めた場合に後悔することってないのでしょうか?
治療を始めた事自体は後悔していません。
では後悔・反省していることは何かあるのかと言えば…
結論から書きます。
それは勝手な自己判断でエビデンスのある治療方法を継続しなかったこと。
それが防げたはずのしなくてもよかった失敗の原因だからです。
具体的にはフィナステリドやデュタステリドなどの飲み薬やミノキシジル塗り薬をルール通り用いること。
なぜならこれらは公益社団法人日本皮膚科学会によるガイドラインで推奨されている方法だからです。
出典:日本皮膚科学会 男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン 2017年版
しかし、いくらこうした薬を用いても間違って使用すれば期待する効果は現れないでしょう。
そこで私の具体的な失敗体験をすべてお話します。
薄毛はデリケートな問題なので身近な人には聞きにくいことも多いはず。
下記のような場合にもぜひヒントになさってください。
- AGAの治療をはじめるか迷っている人
- 治療中だけど効果に疑問や悩んでいる人
- 治療している他の人の失敗体験を知りたい人
- なるべく安く治療するには?
貴重な時間やお金を無駄にしないためにぜひ読んでみて下さいね。
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1.AGA発症のきっかけを見逃した
AGA発症のきっかけを見逃さないのはとても大切なことです。
AGAは初期段階では自分では気づきにくいものです。
こんなふうに日常的な変化として受け入れられてしまうことも多いのではないでしょうか?
わたしの場合もそうでした。
「もしかして薄毛なのかな?」と思ったけれど、どうして良いか分からない…
AGAという言葉自体もよく分からなかったんです。
でも、突然シャンプー時に抜け毛があきらかに増えたときは本当に恐怖でした。
今思えば、完全にAGA発症のサインではじまりのきっかけだったのです。
これを見逃した、というかそれでも「見て見ぬふりをした」ことが後悔のはじまりです。
まさか自分が薄毛になるなんて思わなかったのもあります。
きっと多くのかたがそうだと思います。
大ショックを受けたくせになんとなく現実から目をそらしていたんです…
でも、AGAは放置すれば進行します。
早めに対策しなければ回復が難しくなる可能性があります。
だからこそAGA発症のきっかけを見逃さないことが重要です。
手を打つスタートが遅れれば、良いことはありません。
ますAGAだと認めることが出来るかどうかは後悔の大きな分かれ道になります。
スタートが早いほうが回復の可能性も高くて毛母細胞も若ければかかる時間も短縮できるはずだから。
おまけに初期ならまだ薄毛の範囲も狭いはずです。
AGA発症のきっかけを見逃さないためには髪の毛の状態を定期的にチェックすることが必要です。
家族や友人にも髪の毛に変化がないか観察してもらうことも有効です。
もちろん専門医による診断を受けることでAGAかどうかを確認することができます。
決してご自身のAGAの兆候を見逃さないで対策してみて下さい。
後悔しないために大切なことです。
もし客観的にAGAの可能性が分かれば早期対策も可能なはず。
おうちでツールを使って簡易確認はできます。
まずは早めの気づきが大切です。
もしAGA発症のきっかけを見逃してしまった場合でも、あきらめる必要はありません。
AGA発症のきっかけを見逃したと感じている方は、一度専門医に相談してみてください。
これからの最善の方法を探せるはずです。
2.間違った育毛剤の使い方で後悔
AGA対策のためには間違った育毛剤の使い方や選び方をしないことが重要です。
使用量や使用頻度、塗布方法など製品ごとの用量用法を正しく守ることで効果を高めることができます。
わたしはこれでも失敗しています…
そう思って「とりあえず」で選んだ育毛剤を使用開始。
とりあえずなので使用を忘れたりといいかげんな使い方。
「1日2回頭皮に塗ること」と書いてあるのにケチって1回だけにしたり…
しょっちゅう使用を忘れたり、すぐやめて製品を変えたり…
こんなふうに育毛剤を適当に使っても、AGAの進行を防ぐことはできません。
当然効き目は感じませんでした。
むしろ頭皮の荒れやかゆみなどの頭皮環境の悪化を引き起こす可能性があります。
頭皮がきれいな状態での使用も基本です。
育毛剤は頭皮の状態や髪の質に合わせて選ぶ必要もあります。
AGAの知識がなかったからといえばそうですが、育毛剤の選びかたも失敗しました。
薄毛の状態には個人差はあります。
自身の症状に合ったものを継続して使わななければ効果は出るはずがないですよね。
市販の育毛剤や発毛剤にはそれぞれ狙いがあります。
- 血行を良くする
- 皮脂の過剰分泌を抑える
- 男性ホルモンによる過剰な影響を抑える(女性のFAGAにも関係)
- 発毛力を高める
- 爽快感を与え頭皮を清潔にする
などがあります。
同じようでに見えても含まれている成分の狙いは違うんです。
上手に選択・使用しなければ改善はしにくいはずですよね。
これにも失敗経験があります。
AGAに対処しなくてはいけないのに、せっせと爽快感を求める育毛剤を使っていました…
今のわたしならAGAに有効とされるミノキシジル発毛剤を使うはずです。
そのあとはきちんと各種ミノキシジル発毛剤を使いました。
以下画像はわたしが実際に使用した実物の一部です。
非常におおまかにですが…
- 頭皮の環境をより良くして薄毛の進行を予防する育毛剤(医薬部外品が多い)
- 発毛促進を目的とする治療のための発毛剤
ミノキシジルの発毛剤は商品内容や使用方法を購入者に説明する義務がある第一類医薬品です。
逆にいえばそれだけ効果も期待ができるということです。
AGAの可能性がある場合でもAGA初期なら毛母細胞が若く元気なことも多いはず。
そんな場合はミノキシジル発毛剤はおすすめです。
毛母細胞を活性化してくれる可能性もあります。
毛髪を生やす細胞が元気なうち、早いうちからの使用のほうがよいはず。
最低半年ほど継続など用量用法を守って使用して下さい。
当時はまだ価格が高かったからです。
リーズナブルなミノキシジルのジェネリックなんて当時まだありませんでしたから…
最大のネックだった価格も今はミノキシジル塗り薬の安価なジェネリックも出ています。
最低半年位はしっかり継続して使うなら、まとめ買いがお得なヒックス ミノキシジルも上手な選択。
もちろん万人に効くものはありませんが、薄毛が早期のうちなら試してみるのはありと思います。
発毛剤は1本あたり¥7,000以上のものも普通にあります。
これなら4本まとめ買いで1本あたり¥3,000ですから→ヒックス ミノキシジル
男性とおなじ製品は使えませんが女性用の塗り薬は使用可能です。
女性用も今では比較的安価なジェネリック製品も出ています。
以下に女性用にお得なものもあります。
3.フィナステリドやデュタステリド服用での失敗体験
育毛剤や発毛剤の次のステップはフィナステリドやデュタステリドなどの飲み薬になると思います。
フィナステリドやデュタステリドを服用する場合は、ルールを破らないことが重要です。
自分の健康と安全のためにも、注意深く使用してください。
自己判断で服用量を増やしたり中止したりすると副作用の危険性も高まります。
たとえば、性欲減退や勃起不全、不妊などの性機能障害や、乳がんやうつ病、肝機能障害などのリスク…
また、妊娠中の女性や子供には絶対に触らせないでください。
これらの薬は皮膚から吸収されることがあり、胎児や子供に重篤な影響を与える可能性があります。
副作用こそありませんでしたが勝手な自己判断で失敗して後悔した体験があります…
わたしの服用体験は皮膚科とクリニック両方での処方で以下の流れをたどりました。
- フィナステリドを勝手に中断しAGAが進行
- フィナステリドジェネリックの抜け毛予防感が感じられない
- ザガーロが使用可能となり服用開始、油断し勝手に中断
- 先発薬ザガーロのジェネリックであるデュタステリドを服用
- ミノタブを試してみる
…
もうあきらかに後悔ポイントだらけです。
用量用法を守らず自己判断で服用の中断を繰り返しています…
中断するとまた抜け毛が増えました。
それを回復させるためにはヘアサイクルの関係上また一からやりなおしに…
これが一番後悔することになりました。
※画像はイメージです
時間がかかればそのぶん当然お金もかかります。
初めからのルール通りの治療をしていれば時間もお金もムダにはならなかったかもと本当に後悔しています。
ずっとルール通りきちんとしておけば良かった…
もし現在治療をしていて「生えてこないからやめよう」と考えているような場合。
それはとてももったいないことと思います。
なんらかの効果の見極めには継続は必要ですし、あきらめれば終わりですから。
今まで費やした費用もムダになるかも。
現状維持も大切と思いますからやめればまた進行するでしょう。
もちろんまったく良い兆しがなかったり副作用がある場合は別です。
そうした状態確認のために大切なことがあります。
これらの薬を服用する場合は、必ず医師の指示に従ってください。
副作用も自己判断するしかない薬の海外からの個人輸入は避けるべきと思います。
薬の出どころがわかっているクリニックでの医師の診断処方のほうがわたしなら安心です。
薬が効いているかどうかの確認や自身に合った薬のチョイスと服用アドバイスもあるはずだからです。
※画像はイメージです
普段から血液検査や心電図などで自分の身体のチェックは失敗しないための保険と思います。
治療する場合も事前に血液検査で肝機能などの数値を確認しておく必要も。
なぜなら数値に異常があれば治療は出来ないからです。
薄毛治療のクリニックでは相談はできても検査自体は行わないところもあります。
その分治療費が安かったりするので文句は言えませんが…
そんなときは自身で行うかたちになります。
でも、忙しくてなどで血液検査で病院に行く時間がないとかもありますよね。
今では在宅で検査キットが届いて、身体の異常はもちろん、がん検診までのものがあるんですね。
何と言っても身体が第一でこればかりは何にも変えられないものです。
4.ミノタブ服用の後悔体験
ミノキシジルタブレットいわゆるミノタブには副作用や注意点もあります。
- 即効性がなく効果がわかるまでには3か月から6か月程度かかること
- 男性型脱毛症AGAに対して有効で円形脱毛症やストレスによる脱毛などには効果がないこと。
- 妊娠中や授乳中の女性には禁忌で男性でも精子の形成に影響を与える可能性があること。
- 低血圧や頭痛、発疹などから循環器系の異常等の副作用が起こることがあること。
などが主なものです。
AGAがある程度進んでしまえばミノタブに魅力を感じることもあると思います。
わたし自身も現在ミノタブ服用をしています。
その体験からは「独断での安易な服用はすべきではない」と思っています。
その理由はミノタブも万能薬ではないからがひとつ。
インターネット上では「ミノタブを服用すれば当然しっかり生えます」みたいな情報も一部あります。
生える人もいるかもしれません。
でも体の状態や薄毛の程度、生えたという感じかたは人それぞれです。
当たり前かもしれませんが生えないと感じる人も少なからずいるはずです。
わたしの体験ではあきらかに回復という感覚はないです。
ふたつ目の理由です。
他のAGA治療薬に比べ副作用には特に注意と感じているからです。
性欲減退や勃起不全、乳房の腫れや痛み以外にもアレルギー反応や肝機能障害、不整脈や狭心症などの循環器への重篤な副作用もあります。
これらの副作用には定期的な心電図のチェックなど細心の注意が必要です。
わたしはミノタブ5mgから服用を開始。
しかし気のせいかもしれませんがひと月ほどで胸の違和感を感じました。
他のAGA治療薬では副作用のきざしも感じませんでした。
そんなふうになるとは思いもしませんでした。
すこしずつ増やしたほうがよかったかなと後悔…
すぐに医師に相談しました。
減薬のアドバイスを受け現在は2.5mgを服用しています。
ちなみにミノタブは国内未承認薬です。
未承認でも医師の診療と副作用について丁寧で十分な説明を受け患者が合意すれば処方されます。
リスクを考えれば個人輸入の薬はNGと思います。
ミノタブを服用する前にも服用中にも必ず医師に相談し副作用のリスクと効果のバランスを考えましょう。
※画像はイメージです
5.費用で後悔しないための治療とは?
AGAのきざしを自分できちんと認められず治療開始が遅かったことと治療の中断…
大きな失敗・後悔のポイントになりました。
そのいちばんの原因は「治療の費用が高かった」からでした。
はじめに行った皮膚科でのAGA治療はわたしの財布にはやさしくなかったのです。
今明細をみても泣きたくなる金額です…
でも、放置したり治療が遅れればAGAは進行してしまう…
後悔して治療を再開しても、そのときには薄毛が進行していてもっと費用がかかります。
さらに大後悔することになります。
ミノタブのところでも触れましたが激安の海外個人輸入薬はどうしてもリスクは高いです。
確かに価格は安いかもしれません。
でも偽薬の可能性もあります。
実際に税関で差し押さえを受ける偽薬の量は年々増えているそうです。
いくら安くても、もし偽物だったら??
本物かどうかもわからないものを体内に継続して入れるのはわたしなら怖いです。
もし別の病気にでもなればさらに診療費はかさみ髪どころではなくなるかも…
ちなみに個人輸入薬でなにか身体に異常が起きても救済制度は受けられません。
出典:厚生労働省ホームページ
身体の異常や副作用を避けるためにも経過観察アドバイスのためにも医師の診療を上手に利用したほうがよいはずです。
でも、クリニックは非常にたくさんあって価格や治療法もまちまちなのは本当です。
上手なクリニック選びこそが費用と後悔を減らすことに直結すると思います。
そうなんですよね…
「料金もクリニック自体もよく分からない怪しいところで治療なんてしたくないし怖い…」
どんなクリニックを選ぶのがよいのでしょうか?
AGAクリニックは診療メニューが明確でリーズナブルに続けられるところで。
余計な追加オプションがなく通常のAGA治療薬がリーズナブルなところと思います。
完全オンラインのAGAクリニックなら他人の目を気にしなくてすむので恥ずかしくないのも大きいです。
信頼感があればさらにベターです。
AGA治療に失敗したことがある自分ならチャレンジしてみたいクリニックの条件です。
あきらめずにぜひご検討なさってみて下さいね。
女性の場合は男性のAGA治療薬とまったく同じものは使えません。
費用面などから見た女性向けクリニックの記事をぜひご覧になってみて下さいね。
6.AGAで後悔しないためのよくある疑問や質問
AGAクリニックで治療を始める・始めたとしてもよく聞かれる疑問や質問も。
確認してみて下さいね。
AGAは完治しますか?
AGAは進行性です。
一気に脱毛するわけではありませんがゆるやかに進行します。
AGA治療薬などで対策をしなければ抜け毛が増えて太い毛は生えにくくなるでしょう。
薬の服用を途中でやめた経験では薄毛は進行したように感じました。
いえ、薬を飲んでもAGAが完全に治ることはありません。
有名なフィナステリドやデュタステリドは抜け毛を抑制して進行をゆるやかにする薬だからです。
ミノキシジル発毛剤やミノタブも主に血行血流に作用するためAGAを完治するものではありません。
AGA治療薬はいつまで飲みつづけないといけないの?
これは薄毛体験者のわたしにも難しい質問ですが…
気になるうちは継続して服用し続けることになります。
自身がこのあたりでいいかと思ったときがやめ時と思います。
自分自身で受け入れられる心境になるまでと思っています。
例えばですが、年齢が上がってまわりに薄毛の人が多ければそれでもいいのかなと考えることはあります。
また、薬の濃度や種類を変えたり減らしたりということもひとつの方法と思います。
ただしこれは医師に相談しましょう。
完全にやめれば徐々にまた薄毛は進行します。
万が一副作用が出た場合は服用が中止になることもあります。
薬の副作用はありますか?
医薬品で効果が認められる反面、副作用の可能性はゼロではありません。
AGA治療薬の種類により違いますが主な副作用です。
- 頭皮の湿疹やかゆみ
- 多毛症
- 性欲減退
- 勃起不全
- 乳房の女性化
- 肝機能障害
肝機能に関しては怖いと思いますので独断での使用は危険です。
特にミノタブは先ほど触れましたが心臓や肺、循環器に異常をきたす場合がありますから注意です。
副作用面でもやはり個人輸入は危険ですのでクリニックで医師に相談しアドバイスを受けましょう。
自分に合った薬を正しく選択してもらい服用しなければ大切な効果も見込めないでしょうから。
医療保険は適用されますか?
AGAの薄毛治療は保険適用がされない自由診療になります。
しかしAGA以外の脱毛症に関しては保険適用される可能性があります。
円形脱毛症などが当たります。
また、脂漏性脱毛症や粃糠性脱毛症等の場合は炎症の治療に関しては可能性があります。
薄毛がAGAなのかそれ以外かの判断も医師に確認してもらうため相談することをおすすめします。
自由診療でも医療費控除は医師による治療行為などが認められれば可能性があります。
実際に申請した経験もあります。
こちらは過去に記事にしていますので気になる場合はごらんください。
他の薄毛対策はありますか?
副作用などで服用が難しい場合もあると思います。
そんな場合は増毛や植毛もひとつの手段になると思います。
一時的な支払い費用はAGA治療薬に比べれば割高ですがメリットもあります。
とくに増毛は薬よりも効果が早いことです。
髪が伸びてくるまで待たなくても済みます。
ある程度自身の要望の髪型に近くなる可能性も大きいです。
無料体験もあります。
気になる場合はぜひごらんください。
7.まとめ
今回はAGAの治療で後悔しないために大切なことを失敗体験からお話してみました。
誤った治療方法でも手応えがないなあと感じれば中断したくなることもあるはず。
しかしルール通り継続して続けなければ結果も出ないでしょう。
ためらいや中断を考えるのは費用が高いこともあると思います。
わたしも費用が高すぎれば中断→後悔と連鎖しましたから。
もし、早くからルール通りきちんと治療していれば効果はもっと早く現れて時間もお金も効率的に使えたかも。
後悔しないためには自身の状態に合った薬をきちんと処方してもらい正しく服用することと思います。
副作用を防ぐためにも医師のアドバイスは助かります。
真剣に悩まれている場合はHair’s(ヘアーズ)の検討もありだと思います。
患者数多めのおためしなら銀クリAGA.comも!
もちろんすべての人に効くものなんて世の中にはないでしょう。
薄毛の状態も体調なども十人十色ですから。
それでも思い立ったときが一番の早いタイミングなのは事実。
現状維持のためにも抜け毛を食い止める治療をまだまだ治療を続けます。
まだあきらめたくないし後悔したくない。
やめればおわりと思うから…
薄毛なんて世の中からなくなればいいのにと心の底から思います。
最後までご覧いただきありがとうございました。