増毛と植毛の違いを徹底解説!メリット・デメリットやAGA治療との比較
AGAによる薄毛に悩んでいる男性は多いですよね。
かくいうわたしもAGAです。
髪の毛が薄くなると、見た目だけでなく自信やコンプレックスにも影響する可能性も。
薄毛を改善するための方法はたくさんあります。
一般的にはAGA治療薬での治療が有名ですが、増毛や植毛も人気があります。
しかし、増毛と植毛はどう違うのでしょうか?
どちらが自分に合っているのか迷っていませんか?
この記事では増毛と植毛の違いを徹底解説します。
AGA治療薬での治療とも比較していきます。
メリットやデメリット、費用や施術方法などもお話ししますので何かのヒントになりますように。
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1.増毛の仕組み
増毛と植毛の仕組みについて説明します。
増毛とは、自分の髪の毛に人工毛や人毛を結び付けて、髪のボリュームを増やす方法です。
一般的には人工毛が多いはずです。
自分の髪に人工毛を結びつけるので、かぶるのみのかつらとは異なります。
人工毛は化学繊維で作られた毛髪です。
色や質感が豊富ですが、耐久性や自然さに欠けます。
人毛は他人の髪の毛を使った毛髪。
自然な見た目になりますが、感染症のリスクはあります。
増毛には結毛式、編み込み式、全面接着式の3種類があります。
・結毛式
自分の髪の毛に人工毛を数本ずつ結んでいく一般的な方式です。
増毛といえばこちらをイメージしました。
増やしたい部分の髪の毛に結ぶわけですから調整できそうですね。
ただし自分の髪の毛に結びつけるということは…
結びつける自毛のそれなりの長さや本数が必要ということです。
AGAはヘアサイクルが短いので結んだ自毛が抜ければそこへ結びつけた人工毛も抜けます。
また、自毛が伸びても人工毛は伸びませんから定期的なメンテナンスが必要です。
手軽に試せるのはメリットと思います。
自毛が必要ですから軽中度の薄毛のかた向けになると思います。
・編み込み式
自分の髪の毛と糸で頭頂部に土台をつくりその上に増毛部分を取り付けていくタイプです。
縫い付けるので頑丈と思いますし取り外しもいらないのは非常に便利ですね。
つけたまま過ごせるのは大きなメリットです。
時間がたつと自毛は伸びていきアンバランスになりますので月一回程度のメンテナンスは必要です。
・全面接着式
人工毛が付いたシートを頭皮に接着する方法です。
シートを貼るわけですから結びつけるための自毛はいらないことになります。
薄毛が進行していても可能なのは大きいです。
シートが頭皮についている間はメンテナンスは必要無しです。
シートが剥がれてきた頃合いでメンテナンスです。
シートを頭皮に貼るわけですから施術の際に頭皮の残りの自毛は刈られます。
2.植毛の仕組み
自分の後頭部や側頭部などの毛髪が豊富な部分から採取した毛包を薄毛部分に移植するのが植毛です。
増毛との大きな違いは「外科手術であること」です。
植毛にも自毛植毛と人毛植毛があります。
自毛植毛は自分の髪の毛を使うため、拒絶反応が起きにくく自然な見た目になります。
人毛植毛は他人の髪の毛を使うため、拒絶反応が起きやすく感染症のリスクもあります。
それぞれ見ていきましょう。
・自毛植毛
自分の毛髪を後頭部などから頭頂部等に移植するものです。
自分の髪の移植ですから副作用の心配がありませんし甲状腺異常等がなければ髪は生え続けます。
確実に効果が出るのは最大のメリットですね。
ただし植えた毛が一度抜けて新しくなるヘアサイクルの関係で伸びきるまでは時間がかかります。
通常の施術は1回ですが薄毛の部分が広い場合は施術を数回に分けて行います。
また、施術をしていない部位のAGAは進行し続けます。
移植部の毛髪以外の周りの頭髪がAGAで脱毛することもあります。
その場合はさらなる移植かAGAの投薬治療も併せて行うことになります。
・人工植毛
ナイロンやポリエステル素材の人工毛を頭皮に植え付ける方法もあります。
大きなメリットは自毛植毛より短時間で効果が実感できることです。
しかし、自分の毛髪では無いので身体が拒絶反応を起こす場合があります。
定着もしにくいため定期的にメンテナンスすることになります。
一般的には自毛植毛のほうが人気は高そうです。
なぜなら人工毛は自毛植毛に比べ自然さでは劣ります。
拒絶反応や定期的なメンテナンスも必要となるからです。
3.AGA治療薬での治療との違いは?
増毛と植毛以外の薄毛対策として有名なものにAGA治療薬による治療があります。
AGA治療薬で薄毛や抜け毛の原因となる男性ホルモンの働きを抑えることで髪の毛の成長を促す方法です。
フィナステリドやデュタステリドといった内服薬やミノキシジル外用薬がありますがどちらも医師の処方が必要です。
AGA治療薬は増毛や植毛と違って髪の毛を増やすのではなく抜け毛予防や現状維持がメインになるとも思います。
AGAがかなり進行してしまうと回復は難しいことも…
そのため早期に治療を始めることが重要になります。
また、副作用や効果の個人差も考慮する必要があります。
フサフサにしたい場合などは満足する結果にはならないことも多いはずです。
費用面でも継続して服用や使用することになります。
AGA治療薬は使用停止すればまた薄毛は進行していきます…
トータルで考えれば決して安価とは言えません。
4.増毛と植毛のメリット・デメリット
増毛と植毛のメリットとデメリットを整理します。
植毛については人工毛ではない自毛植毛の場合でお話しします。
・増毛のメリット
- 手軽に髪のボリュームを増やすことができる
- 施術時間が短く、痛みや副作用がほとんどない
- 施術後すぐに自然な仕上がりを楽しむことができる
- 髪型やカラーを自由に変えることができる
最大のメリットはすぐに効果を実感できること。
AGA治療薬での薄毛治療と違い効果がすぐ実感できるのは大きいですよね。
フィナステリドやデュタステリド、ミノキシジルでの治療は効果が分かるまでには最低半年ほどはかかります。
これは髪が抜けて新しく生えてくるヘアサイクルの関係上しかたのないこと。
増毛はそれが短縮できます。
手術は必要ないし、薬の副作用も気にしなくてすむのもメリットですね。
AGA治療薬は継続して服用しなければなりませんから。
また、個人差はありますがある程度希望の髪型に近くなると思います。
薄毛の状態にあわせカバー相談可能なのも非常に大きいと思います。
・増毛のデメリット
もちろんデメリットもあります。
- 人工毛のため摩擦や水分に弱く劣化しやすい
- 定期的にメンテナンスや交換が必要であり、都度費用はかかる
- 自分の髪の毛がさらに薄くなる可能性がある
- 髪の毛を引っ張ったりすると取れてしまう恐れがある
増毛は根本的な薄毛の原因を解決するものではありません。
増毛は定期的なメンテナンスが必要です。
人工毛は自然に抜け落ちたり色あせたりするため定期的に交換や補充が必要なのです。
増毛をやめれば当然元の状態に戻ってしまいます。
また、人工髪は軽いですが、結びつけた自毛には当然負担もかかります。
最悪の場合は更に薄くなることも…
一回あたりの施術は安めでも継続すれば費用は高額になります。
初期費用やメンテナンス費用は施術先により異なりますが、数万円から数十万円程度はかかると考えられます。
ただしAGA治療の場合も継続は一生になりますから薬の費用もずっとかかります。
増毛は人工毛髪と自分の髪の毛との色や質感の差が目立つ場合もあります。
施術時によく相談して下さい。
また、増毛した部分が風や水で動いたり触られたりすると不自然に感じられる場合があります。
洗髪やブラッシング時にも注意しなければなりません。
・自毛植毛のメリット
植毛のメリットを見ていきます。
- 自分の髪の毛を使うので本物の髪の感触や質感を保つことができる
- 一度移植した髪の毛はずっと生え続けるので、メンテナンスや交換が不要
- 自分の髪の毛の量に応じて、希望する髪の密度やデザインを実現できる
- 髪の毛を引っ張ったり触ったりしても取れないので安心できる
植毛は自分の髪の毛の一部を採取して、薄くなった部分に移植する手術。
一番はやはり自分の毛が生えてくることですよね。
人工毛より自然な仕上がりですし、他人の毛髪のような拒否反応もないはず。
増毛のように結んでいるわけではないので、触って取れる心配はないですね。
一度行えばその後は特別なケアやメンテナンスが必要ないという利点もあります。
薄毛や抜け毛の原因に関係なく、誰でも受けることができるのもメリットです。
・植毛のデメリット
優秀そうに見える自毛植毛にもデメリットはあります。
- 手術や注射などが必要なので痛みや副作用がある
- 施術時間が長く複数回の施術が必要な場合がある
- 施術後にしばらくは頭皮に赤みや腫れが出ることがある
- 施術費用が高く、保険適用外である
植毛手術には高額な費用がかかります。
一般的には数十万円から数百万円の範囲で変動します。
個人差や施術方法、移植する毛髪の量や質によっても異なるからです。
保険適用外の自由診療であるため、自己負担が必要となることにも留意して下さい。
植毛は手術となるため、完全な無痛ではありません。
手術中は局所麻酔を使用しますがそれでも一定の痛みや不快感を感じる可能性があります。
手術後は頭皮に腫れや赤み、痒みなどの副作用が現れることもあります。
通常数日から数週間で治まりますが、個人差や体質によっては長引く場合もあります。
植毛手術は即効性がありません。
手術後すぐに髪の毛が生えてくるわけではないのです。
移植した毛髪は一旦抜け落ちてから再び生えてくるのを待つことに。
個人差はありますが手術から数ヶ月から半年以上かかってようやく目に見える効果が現れます。
移植した毛髪の生え方や密度にも個人差があるため希望通りの仕上がりにならない場合もあります。
5.増毛と植毛の費用について
増毛と植毛の費用はそれぞれの方法や範囲によって個人差があります。
そのためあくまで一般的な費用としてご覧下さい。
増毛の費用は、人工毛の本数やサロンによって変わりますがおおよそ数万円〜150万円前後とされます。
また、定期的なメンテナンスにもその他別途費用がかかります。
植毛の費用も移植する本数やクリニックによって変わりますがおおよそ80万円〜200万円程度でしょうか。
植毛の場合はメンテナンス費用はほとんどかかりません。
トータルで考えると植毛のほうが割安な気はしますが個人差はありますしそれでも安価ではありません。
ほとんどの方がそうだと思います。
そんなときはやはり信頼感のあるところで体験してみるのもひとつの手段です。
その上で考えるのもありなはずですから。
その点大手は安心と思います。
悪い部分が多ければ廃れているでしょう。
まず不安点は体験で相談や確認をして払拭。サポートも充実しているところで。
増毛なら例えばアデランス。
CMでも流れている気になるところにスピードチャージ!かつらとも植毛とも違う、新感覚の『ピンポイント増毛法』。
とても気になりますよね。
まずは体験からが吉です。
いっぽう植毛も場所によりいろいろなコースを用意してくれるところも出てきています。
たとえば大手の湘南美容クリニック。
価格もオトクなモニター制度やキャンペーンを実施していることがあります!
たとえば下記のHPには2022年7月現在「スマートFUE500グラフト¥360,000税込み」の表記が。
ひとつの毛穴のことを1グラフトと呼びます。
通常はひとつの毛穴から2~3本の頭髪が生えています。
あくまで目安ですが相場としては¥500,000くらいと思っていたのでこれは驚きでした。
話題の海外での自毛植毛より安心な気がしました。
時期により無料オンライン相談でチケットが貰える場合もあります。
不安なところよりは大手に無料相談してから考えるのはいかがでしょうか。
6.まとめ
以上、増毛と植毛についてAGA治療との違いについてもお話ししました。
増毛と植毛にはそれぞれメリットとデメリットがあります。
自身の状況や希望に合わせて納得のうえ選択することが大切です。
増毛が魅力的に思えた点。
薬による治療より即効性という面で勝るのと薬の副作用がないことです。
薬が効きにくいような薄毛進行状況にも対応可能なのも大きいです。
薬の治療よりも希望のヘアスタイルもある程度相談のうえ叶えられるのではないでしょうか?
とても大きなメリットのはずです。
デュタステリドやミノキシジルによるAGA治療ではすぐには髪は伸びません。
ヘアサイクルが関係するためです。
古い髪が抜けて新しい髪が生えてくるには最低4ヶ月ほどはかかりますしそこから伸びるにはさらに…
そう考えると選択肢として大変魅力的。
薄毛の進行していない段階にスタートならば安価に済むということです。
さらに増毛なら各社が行う無料体験等を上手に利用すれば「こんなはずじゃなかった」なんて失敗も少なくなります。
もう薄毛を気にせず前向きに明るく!
まずはおためし無料体験から。
そのとおりと思います。
効果を実感までは少し時間はかかりますが自毛にまさるものはなかなかないのも事実。
今では価格もだいぶ手頃になってきているようですね。
先程お話ししたように、価格や信頼性を考えると湘南美容クリニックがおすすめと思います。
まずはオンラインカウンセリングからがおすすめです。
増毛も植毛もサロンやクリニックなどは千差万別です。
施術を受けるかどうかは個々の判断ですがその際にはデメリットも十分に理解しておくことが重要です。
それでも自信や満足感を得られる人も少なくないはず。
気になる場合はきちんと相談して納得の上で開始しましょう。
うまく行けばきっともっともっと毎日を楽しめるはず!
おなじ悩みを持つひとはたくさんいます。
この記事がすこしでもお役に立てばうれしいです。
最後までお読みいただきありがとうございました。