ミノキシジルの中断と再開の注意点 初期脱毛やリバウンドのリスク回避方法
ミノキシジルは薄毛や抜け毛の治療に効果的な成分として知られています。
しかしその使用には注意が必要です。
ミノキシジルを中断したり再開したりすると、初期脱毛やリバウンドのリスクが高まる可能性もあるからです。
またミノキシジルはリアップなどの塗り薬とミノタブなどの飲み薬があります。
どちらも同じ成分であるにもかかわらず、効果や副作用には違いがあります。
この記事では以下の解説をしていきます。
- ミノキシジルの中断と再開の注意点
- リスク回避のための方法
- 外用薬と内服薬の違いと注意点
ぜひ読んでみてくださいね。
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1.ミノキシジル中断と再開の注意点
AGA(男性型脱毛症)は遺伝的な要因や男性ホルモンの影響で毛周期を乱します。
毛周期とは毛髪が成長するサイクルのことで「成長期・退行期・休止期」の3つの段階に分かれます。
AGAでは、男性ホルモンが毛包に作用して成長期が短くなります。
その結果、毛髪が細くなり退行期や休止期が長くなり、抜け毛が増え薄毛になってしまうのです。
ミノキシジルは血管を拡げる作用によって頭皮の血流を改善します。
毛母細胞を活性化してAGAのために乱れた毛周期を正常にもどす狙いもあります。
しかしこの働きはミノキシジルを使用し続けることで維持されるものです。
使用を中断すると効果は失われ元の状態に戻ってしまいます。
これが 「リバウンド現象」と呼ばれるもの。
ミノキシジル使用で維持していた髪の毛が使用を中止した後に急激に抜けたり…
中断期間が長いほどリバウンドが起こりやすいとされます。
特に塗り薬よりも内服薬のミノタブでは顕著に起こりやすいとされています。
わたしは塗りミノもミノタブも中断したことがあります。
確かにミノタブ中断時は髪が減ったように感じました…
ミノキシジルは発毛促進剤として知られていますがその効果は一時的なものです。
AGAの根本原因、男性ホルモンの変異を治すものではありません。
ミノキシジルのリバウンドを防ぐには使用を中止する前に医師や薬剤師に相談し徐々に減量していくことです。
副作用や注意事項にも十分に注意です。
ミノキシジルを再開する場合にも注意が必要です。
再開することでミノキシジルの発毛促進効果が復活する可能性はあります。
しかし再開時にも一時的に抜け毛が増える「初期脱毛」が起こることがあるのです。
休止期や退行期にある毛髪が早めに抜け落ち新しい毛髪が生える準備をするための現象と考えられています。
初期脱毛は頭頂部や前頭部などAGAで薄毛になりやすい部位に起こります。
これはミノキシジルの効果を示すサインです。
逆に効果がない場合は初期脱毛も起こらない可能性があります。
初期脱毛について不安に感じる方も多いと思います。
しかし初期脱毛は一時的な現象です。
期間も個人差がありますが通常は数週間から数か月程度で収まります。
必ずしも全員が発毛できるわけではありませんが毛髪の量や質が改善される可能性が高いです。
初期脱毛を乗り越えるためには用量用法を守ってミノキシジルの使用を継続することです。
適切な頭皮ケアや栄養バランスの良い食生活を心がけることももちろん大切です。
特にミノタブは使用には細心の注意が必要です。
可能ならばミノキシジルを中断したり再開したりする場合には医師と相談して治療方針を決めるほうが良いと思います。
※画像はイメージです
2.リスクを回避する対策とは
これはわたしも経験があるのですが、リスクである副作用が怖くなったからでした。
ミノキシジルの副作用の一部は以下のとおりです。
- 頭皮のかゆみや発疹
- 血圧の低下や動悸
- 顔のむくみ
- 循環器への副作用の可能性
これらの副作用は、個人差や使用量によって異なります。
とくに飲み薬のミノタブのほうには注意が必要です。
実際にわたしは胸の違和感があり医師に相談してミノタブ濃度を変更しています…
またミノキシジルには血圧を下げる作用があるため、低血圧や心臓病の方は使用を避けるべきです。
一般的にはミノキシジルを使用し始めてから4か月以内に効果が現れない場合は医師に相談しましょう。
もし副作用がなく病気などの身体の異常がない場合。
わたしなら塗りミノでもよいのでミノキシジル継続します。
特に薄毛が初期の場合には期待が持てると思っているから。
もちろん薄毛や体の状態や効果の感じ方はひとそれぞれです。
先ほどお話ししたように使用をやめれば効果はなくなります。
塗りミノなら一般的にはミノタブよりは副作用の可能性が低くなりますから。
中断しないことで初期脱毛やリバウンドを防ぎ副作用のリスク回避にもなるのではないでしょうか。
3.ミノキシジル塗り薬と飲み薬の違い
ミノキシジルの塗り薬と飲み薬にはそれぞれにメリットやデメリットがあります。
もちろん個人差はありますが以下に主な違いと注意点をまとめます。
外用薬(塗りミノ)について
メリット
- 頭皮に直接塗布することで効果が局所的に発揮される
- 全身に影響する副作用が比較的少ない
- 市販品も多く手軽に入手できる
デメリット
- 毎日2回の塗布が必要で手間がかかると感じるかも
- 塗る際に髪の毛や頭皮の状態によっては刺激を感じることがある
- 効果が出るまでに時間がかかることが多い
注意点
- 塗布量や塗布方法を守ることが大切。過剰に塗っても効果は上がらない
- 塗布後は手や顔をよく洗うことで目や口などの粘膜への影響を防ぐ
- 塗布後は髪の毛や頭皮を乾かすことでミノキシジルの浸透を促す
内服薬(ミノタブ飲み薬)について
メリット
- 飲むだけで簡単に服用できる
- 髪の毛全体に効果が及ぶことが期待できる
- 一般的に効果が出るまでの期間が短いことが多い
デメリット
- 処方箋が必要で医療機関で診察を受けなければならない(海外個人輸入はリスクあり)
- 全身に影響する副作用が多い(血圧低下、頭痛、動悸、体毛増加など)
- 中断や再開時にリバウンドや初期脱毛が起こりやすい
注意点
- 医師の指示通りに服用量や服用時間を守ることが大切で、勝手に増減や中止しないこと
- 副作用が出た場合はすぐに医師に相談すること
- 妊娠中や授乳中の女性は服用しないこと
下記は実際にわたしが使ったものの一部です。
塗りミノ、リアップなどの塗るタイプのミノキシジル発毛剤も割安なものも出てきています。
使用をやめてしまうデメリットよりは続けるほうが良いと思います。
4本まとめ買いなら1本あたり¥3,000になるヒックス ミノキシジルもあります。
発毛剤は継続使用する必要があるのでおためしも理にかなっているのではないでしょうか。
ただし副作用や効果の持続性については個人差があります。
特にミノタブ服用の場合は自己判断では使用しないことをおすすめします。
自分の体質や目的に合わせて慎重に判断する必要があるため医師に相談がよいです。
相談するならフィナステリドやデュタステリドと併用するのも薄毛治療にはベターです。
塗りミノで発毛促進、フィナステリドやデュタステリドで抜け毛を抑えることをねらうためです。
薄毛の範囲や進行によっては塗りミノだけでは難しいこともありますから。
丁寧な対応のクリニックや大手でも無料カウンセリングからおためしできるところはあるはずです。
継続をあきらめずにぜひご検討なさってみて下さいね。
4.まとめ
以上「ミノキシジルの中断と再開の注意点 初期脱毛やリバウンドリスク回避の方法」について見てきました。
ミノキシジルは薄毛や抜け毛の治療に効果的な成分ですが中断や再開には注意が必要です。
中断すると初期脱毛やリバウンドのリスクが高まります。
再開するときは、医師の指示に従って用量や使用方法を調整してください。
また、副作用やアレルギー反応にも注意してください。
リスクが低めの塗りミノなら継続はしやすいと思います。
たとえばヒックス ミノキシジルのような取り組みやすい価格のもので。
塗りミノと合わせてのフィナステリド等の治療も効果的です。
薄毛が進行した場合のミノタブ選択もふくめてクリニックなら副作用対策もできます。
ぜひ無料カウンセリングなどでの相談も検討してみて下さい。
もちろんすべての人に効く薬はありません。
薄毛や体の状態は人それぞれ違いますから。
しかし正しい方法で治療すれば道は開ける可能性はあるはずです。
ぜひ悩みが解決するよう願います。
最後までご覧いただきありがとうございました。