育毛剤の付け方やタイミング丨失敗体験から注意点も考える
男性用・女性用ともにたくさん発売されている育毛剤や発毛剤。
選ぶのにもまよってしまうけれどこんなお悩みも…


いくら育毛剤や発毛剤を使っても使い方を間違えればアウトです。
今回はそんなつけ方や使い方、注意点をまとめます。

わたし自身、長年AGAに苦しめられてきました。
そのため、いろいろな育毛剤や発毛剤を使ってきています。
これがそのごく一部のもの↓
ですので当然、効果的な方法はたくさん調べました。ホント必死に(笑)
でも、そんなあせりのあまり、失敗もしています。
だからこそ大切なことがわかってきました。
薄毛で悩まれていてもそうでなくても、男女関係なくなるべく失敗しないヒントがあるはずです。
早速行ってみましょう!
1.育毛剤・発毛剤を塗るタイミングは?
まずは育毛剤を塗る時間帯について。
夜だけつけるものや朝と夜一日二回つけるように指定しているものなどなど。
育毛剤や発毛剤によりいろいろです。
そうしたそれぞれの育毛剤の指定の方法は必ず守ったうえで。

寝る前につける事は基本です。
それは細胞を修復してくれる成長ホルモンの分泌が夜に行われるから。
分泌が盛んな睡眠のゴールデンタイムは夜の10時くらいから午前2時あたりまでと言われます。
眠る前のタイミングで育毛剤からの栄養素を送り込むほうがいいですよね。
これは育毛には睡眠が大切といわれる理由でもあります。
この時間帯にはよく眠れていることが育毛剤にも重要なのです。

それのが効きそうだし早く乾きそうで便利かも。
でもダメなんです。
回数を分けたり、一日に何回もつけることもNGです。
昔は一日にたくさんつければいいのかなと思い、つけたことがあります。
「早く生えないかな~」なんて淡い期待を抱いて…
しかし、回数を増やしてつけても効果は変わりませんでした。
育毛剤もお金もムダになるだけでした。
また、ミノキシジルの発毛剤の場合は副作用が出てしまう可能性もあります。
用量用法はかならず守りましょう。
2.適切なシャンプーが大切な理由
次は育毛剤をつけるときの頭皮の状態について。
一日の終わり、寝る前の頭皮には皮脂などの汚れが当然あります。
シャンプーして適度に皮脂汚れを落としてから育毛剤をつけて下さい。
なぜなら毛穴に皮脂が詰まっていれば育毛剤は吸収されにくくなるからです。
ただし、ゴシゴシとシャンプーするのはNG。
頭皮の皮脂を取りすぎてしまうからです。
皮脂には皮膚にうるおいを与えたり髪にツヤを出すような役割もあります。
頭皮が乾燥しすぎれば髪がパサパサの可能性も…
頭皮に炎症も起きれば育毛剤は浸透しにくくなるでしょう。
育毛剤をつける前には毛穴が適度にキレイな状態が良いのです。
やさしくもみ洗うようなイメージでのシャンプーが良いと言われるのはこのためです。
ゴシゴシ洗いにはもうひとつマイナス点があります。
新しく生えてきた毛髪を引き抜いてしまうのです。
きちんと育毛剤をつけて新しい髪が出てきていたとしても。
それを自分でせっせとゴシゴシ洗いで抜いてしまっていたら…
AGAやFAGAといわれる薄毛の場合はさらに注意です。
わたしも皮脂腺が刺激されるためか頭皮の皮脂が多い経験をしています。
新しく髪が生えてきても特に毛が細いのです。
頭皮の毛穴に皮脂が多いためにシャンプー時に細い髪はさらに抜けやすくなると実感しました。
そうなると…

こう思いましたが間違いでした。
どんどん抜け毛は増えていきました。
皮脂は増えたままですからいくら育毛剤をつけても毛母細胞まで届かない…
大切なことがあります。
古い髪が抜けてこそ新しい髪が生えてきます。
シャンプーを避けても控えても良いことはなかったのです。
優しく揉み洗いなどで適度に皮脂を落として育毛剤をつけましょう。
詳しい方法などはぜひ以下もご覧ください。
ただ、意外と効果的なもみ洗いは難しい…
手が疲れるんです。
そんなときはツールに頼るのもひとつの手段です。
例えばCMで有名なあのミラブル。
シャワーでの優れた洗浄力で毛穴や肌まできれいに出来たら最高!と思いました。
ちなみにシャワーヘッドをミラブルへ付け替えるだけで水道代が約3割節約なんだそう。
使っていけば元がとれちゃうということ??
イベントの様子やそんな驚きのシミュレーションもホームページに載ってました。
なお、そちらにはAmazon、楽天市場、Yahoo!ショッピング、メルカリ等の販売店は全て非正規販売店とも記載が。
肌も髪も泡で汚れを楽に落としてくれたらお出かけも楽しくなりそう。
3.ドライヤーは付ける前?後?

シャンプーして毛穴がキレイな状態でつけるのが良いです。
他のよぶんな水分と混ざらずに毛穴から育毛剤をきちんと吸収させるためです。
適度に乾燥した、頭皮が濡れていない状態で手早く育毛剤をつけましょう。
髪へのダメージを考えればなるべくなら自然乾燥が良いですが以前に美容師に聞いてみました。
髪が長かったり雑菌を防ぐためにも育毛剤を手早く塗るためにもドライヤーはありだそう。
注意点としては一箇所に集中させないことと乾燥させすぎないこと。
そのためにもドライヤーの温度も上げすぎないで下さいとのことでした。
髪にも水分は残してあげたいですね。
なお、育毛剤をつけた後からのドライヤーは控えましょう。
有効成分まで乾かしてしまうかも…
次にシャンプー後、頭皮を適度に乾燥させて育毛剤をつけるまでの時間について。
頭皮が適度に乾かしたあとに手早くつけるのが良いです。
なぜなら時間が経てばまた皮脂が分泌されてくるからです。
皮脂表面の皮脂膜は1時間経つと約半分、数時間から6時間くらいまでには元に戻ります。
もちろん個人差はありますが特に皮脂量が多いとされるAGAのような場合。
わたし自身は皮脂が結構早めに戻ってくる実感がありました。
適度な乾燥をした後にはすぐにつけるべきと思います。
4.つける育毛剤の種類や成分について
発売されている育毛剤や発毛剤にはたくさんの種類があります。
もちろん誰にでも完璧に効くものなんてありません。
しかし、育毛剤それぞれの狙いはあって、含まれる有効成分が違います。
例えば、お話したような皮脂が多いような場合。
シャンプー後の過剰皮脂発生を抑えたり炎症を防ぐことを目的とします。
そんな育毛剤には
- 塩酸ピリドキシン
- レシチン
- 何首烏エキス(かしゅうえきす)
- グリチルリチン酸ジカリウム
- オドリコソウエキス
などが含まれています。
他にも以下のような育毛剤たちの狙いがあります。
血行促進を狙うタイプ
- センブリエキス
- 塩化カルプロニウム
- トウガラシチンキ
- ミノキシジル
男性ホルモン抑制を狙うタイプ
- スピロノラクトン
- エチニルエストラジオール
- フィナステリド(※塗るものではありませんが参考に表記)
などの成分があります。
これらはごく一部でまだまだいろいろなものがあるんです。
大切なのは自身が目的としたいことと育毛剤の狙いが合っていることです。
どんな製品も最低半年ほどは継続しなければ効果は見えてきません。
それは新しい毛髪が生まれるまでのヘアサイクルにその時間がかかるから。

わたしはあちこち製品を変えて失敗しました。
狙いがそれぞれ違うのですから製品を変えればまたやり直しになるのは当然です。
そしてもうひとつ注意点があります。
とくにAGAの場合、過度な期待を育毛剤にしないことです。
10代の頃のようなボーボーに生えるなんてことはまずありません。
現状維持や髪が太くなるのもうれしいことですから。
薄毛感がなくなれば成功と思います。
なお、育毛剤や発毛剤を使われている・使いたい場合。
男性のAGAや女性のFAGAとよばれるタイプの薄毛の場合も多いと思います。
日本皮膚科学会が発表している男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン。
成分により推奨度をランク付けしています。
最も高いAランクがついているのは「ミノキシジルの外用薬」塗る発毛剤です。
昔は価格が高く継続使用しにくい部分もありましたが今では手軽な価格に。
例えば、男性用ですがジェネリックの登場で以前に比べて割安になったものも出てきています。
女性は男性と同じ製品は使えませんがやはりいろいろなものも出てきています。
ミノキシジル外用薬からチャレンジもぜひ。
5.まとめ
今回は「育毛剤のつけかた」について大切なことや注意点をまとめてみました。
育毛剤をつけるのはシャンプーとセット。洗い方もさらに重要です。
皮脂はとことん落としすぎれば逆効果と体験からも感じているからです。
それでも上手に落とすことも大切…
泡で洗えて落とせて節約にもなるツールのご検討もありです。
肌も髪もスッキリで毎日楽しく!
たいせつな節約についても下記でよく分かります。
AGAやFAGAの場合はミノキシジルをおすすめします。
もちろん誰にでも完璧なわけではありませんが男性型および女性型脱毛症診療ガイドラインの推奨度が高いからです。
女性は女性専用のミノキシジルをぜひ検討してみて下さい。
どんな育毛剤を使うにしても継続使用は必須。
髪の太さふくめて現状維持できているかどうかも大切な判断基準です。
治療している身としても薄毛なんて世の中からはやく無くなればいいのにと思います。
少しでもこの記事がヒントになることを願います。
最後までご覧いただきありがとうございました。