育毛剤の付け方を間違えていませんか？正しい使い方で効果を最大化する方法
男性用・女性用ともにたくさん市販されている育毛剤や発毛剤。
選ぶのにもまよってしまうけれどこんなお悩みも…
いくら育毛剤や発毛剤を使っても使い方を間違えればアウトです。
育毛剤の付け方を間違えると、効果が半減したり、逆効果になったりする可能性があるからです。
今回はそんなつけ方や使い方、注意点をまとめます。
ぜひ読んでみて下さいね。
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1.育毛剤の付け方を間違えるとどうなる？
育毛剤の付け方を間違えるとどうなるでしょうか？
育毛剤は頭皮に直接塗布することで毛根に栄養を与えます。
しかし、付け方を間違えると逆に頭皮や髪に悪影響を及ぼす可能性があります。
例えば、以下のようなことに注意しなければなりません。
髪の毛と頭皮を清潔に保つ
育毛剤を付ける前には、頭皮を清潔にすることが大切です。
汚れや皮脂が残っていると育毛剤の浸透が悪くなります。
また、頭皮に炎症がある場合は育毛剤を使わない方が良いでしょう。
刺激によって症状が悪化する恐れがあります。
用量用法を守る
育毛剤は適量を守ることが重要です。
多く付けすぎると頭皮に負担をかけたり、髪がべたついたりします。
少なく付けすぎると、効果が十分に得られません。
育毛剤の説明書や容器に記載されている使用量を参考にしましょう。
分け目や薄くなっている部分に直接塗る
育毛剤は均等に塗布することがポイントです。
分け目や薄くなっている部分にきちんと直接塗りましょう。
育毛剤が髪の毛に付着すれば肝心の頭皮に届きませんから。
特定の部分だけに集中して付けるのも良くありません。
頭皮のマッサージも効果的です。
指の腹で優しく円を描くように動かしましょう。
血行が良くなり、育毛剤の浸透も向上します。
塗った後は忘れずに手も洗って下さい。
2.育毛剤のつけかたでよくある質問
先程おはなしした基本的な注意点をもとに、よくある質問を見ていきます。
育毛剤・発毛剤を塗るタイミングは？
育毛剤を塗る時間帯についてはどうでしょうか？
夜だけつけるものや朝と夜一日二回つけるように指定しているものなどなど。
育毛剤や発毛剤によりいろいろです。
そうしたそれぞれの育毛剤の指定の方法は必ず守ったうえで。
寝る前につける事は基本です。
それは細胞を修復してくれる成長ホルモンの分泌が夜に行われるから。
分泌が盛んな睡眠のゴールデンタイムは夜の10時くらいから午前2時あたりまでと言われます。
眠る前のタイミングで育毛剤からの栄養素を送り込むほうがいいですよね。
これは育毛には睡眠が大切といわれる理由でもあります。
この時間帯にはよく眠れていることが育毛面にも重要なのはずです。
それのが効きそうだし早く乾きそうで便利かも。
でもダメなんです。
回数を分けたり、一日に何回もつけることもNGです。
昔は一日にたくさんつければいいのかなと思い、つけたことがあります。
「早く生えないかな～」なんて淡い期待を抱いて…
しかし、回数を増やしてつけても効果は変わりませんでした。
育毛剤を買う頻度だけが増え、お金もムダになるだけで逆効果でした。
また、ミノキシジルの発毛剤の場合は副作用が出てしまう可能性もあります。
用量用法はかならず守りましょう。
適切なシャンプーが大切な理由
育毛剤をつけるときの頭皮の状態についても大切です。
一日の終わり、寝る前の頭皮には皮脂などの汚れが当然あります。
シャンプーして適度に皮脂汚れを落としてから育毛剤をつけて下さい。
なぜなら毛穴に皮脂が詰まっていれば育毛剤は吸収されにくくなるからです。
シャンプーで温まり毛穴が開き育毛剤を受け入れやすくなることも大きなメリットです。
ただし、ゴシゴシとシャンプーするのはNG。
頭皮の皮脂を取りすぎてしまうからです。
皮脂には皮膚にうるおいを与えたり髪にツヤを出すような役割もあります。
頭皮が乾燥しすぎれば髪がパサパサの可能性も…
頭皮に炎症も起きれば育毛剤は浸透しにくくなるでしょう。
育毛剤をつける前には毛穴が適度にキレイな状態が良いのです。
やさしくもみ洗うようなイメージでのシャンプーが良いと言われるのはこのためです。
ゴシゴシ洗いにはもうひとつマイナス点があります。
新しく生えてきた毛髪を引き抜いてしまうのです。
きちんと育毛剤をつけて新しい髪が出てきていたとしても。
それを自分でせっせとゴシゴシ洗いで抜いてしまっていたら…
これってシャンプーのときだけでなく育毛剤を頭皮に塗り込むときも同様です。
頭皮に塗り込んでマッサージと書かれている製品が多いですが、強めにマッサージを続けると細い毛は抜けてしまうことも…
育毛剤のノズルを頭皮につけるときも優しく。
強くつけたら細い毛がノズルについていたことも体験しました…
おかしな育毛剤でない限り、これが「育毛剤で逆にハゲてしまう」説の理由ではないかと思っています。
優しくマッサージをしましょう。
AGAやFAGAといわれる薄毛の場合はさらに注意です。
わたしも皮脂腺が刺激されるためか頭皮の皮脂が多い経験をしています。
新しく髪が生えてきても特に毛が細いのです。
頭皮の毛穴に皮脂が多いためにシャンプー時に細い髪はさらに抜けやすくなると実感しました。
そうなると…
こう思いましたが間違いでした。
どんどん抜け毛は増えていきました。
皮脂は増えたままですからいくら育毛剤をつけても毛母細胞まで届かない…
大切なことがあります。
通常は古い髪が抜けてこそ新しい髪が生えてきます。
シャンプーを避けても控えても良いことはなかったのです。
優しく揉み洗いなどで適度に皮脂を落として育毛剤を優しくつけましょう。
詳しい方法などはぜひ以下もご覧ください。
ただ、意外と効果的なもみ洗いは難しい…
手が疲れるんです。
そんなときは、例えばCMで有名なあのミラブルのようなツールに頼るのもひとつの手段。
ちなみにシャワーヘッドをミラブルへ付け替えるだけで水道代が約3割節約なんだそう。
使っていけば元がとれちゃうということ？？
※画像はイメージです
イベントの様子やそんな驚きのシミュレーションもホームページに載ってました。
なお、そちらにはAmazon、楽天市場、Yahoo!ショッピング、メルカリ等の販売店は全て非正規販売店とも記載が。
肌も髪も泡で汚れを楽に落としてくれたらお出かけも楽しくなりそう。
ドライヤーは付ける前？後？
シャンプーして毛穴がキレイな状態でつけるのが良いです。
他のよぶんな水分と混ざらずに毛穴から育毛剤をきちんと吸収させるためです。
適度に乾燥した、頭皮が濡れていない状態で手早く育毛剤をつけましょう。
髪へのダメージを考えればなるべくなら自然乾燥が良いですが以前に美容師に聞いてみました。
髪が長かったり雑菌を防ぐためにも育毛剤を手早く塗るためにもドライヤーはありだそう。
注意点としては一箇所に集中させないことと乾燥させすぎないこと。
そのためにもドライヤーの温度も上げすぎないで下さいとのことでした。
髪にも水分は残してあげたいですね。
なお、育毛剤をつけた後からのドライヤーは控えましょう。
有効成分まで乾かしてしまうかも…
次にシャンプー後、頭皮を適度に乾燥させて育毛剤をつけるまでの時間について。
頭皮が適度に乾かしたあとに手早くつけるのが良いです。
なぜなら時間が経てばまた皮脂が分泌されてくるからです。
皮脂表面の皮脂膜は1時間経つと約半分、数時間から6時間くらいまでには元に戻ります。
もちろん個人差はありますが特に皮脂量が多いとされるAGAのような場合。
わたし自身は皮脂が結構早めに戻ってくる実感がありました。
適度な乾燥をした後にはすぐにつけるべきと思います。
なお、塗った育毛剤が乾いたあとに冷やすのも良いとされます。
毛穴を引き締めて血行を促進するからです。
育毛剤に含まれる有効成分が頭皮に浸透しやすくなり、毛根に栄養を届けることができます。
頭皮の炎症やかゆみも抑える効果も狙います。
3.つける育毛剤の種類や成分について
発売されている育毛剤や発毛剤にはたくさんの種類があります。
もちろん誰にでも完璧に効くものなんてありません。
しかし、育毛剤それぞれの狙いはあって含まれる有効成分が違います。
例えば、お話したような皮脂が多いような場合。
シャンプー後の過剰皮脂発生を抑えたり炎症を防ぐことを目的とします。
そんな育毛剤には
- 塩酸ピリドキシン
- レシチン
- 何首烏エキス（かしゅうえきす）
- グリチルリチン酸ジカリウム
- オドリコソウエキス
などが含まれています。
他にも以下のような育毛剤たちの狙いがあります。
血行促進を狙うタイプ
- センブリエキス
- 塩化カルプロニウム
- トウガラシチンキ
- ミノキシジル
男性ホルモン抑制を狙うタイプ
- スピロノラクトン
- エチニルエストラジオール
- フィナステリド（※塗るものではありませんが参考に表記）
などの成分があります。
これらはごく一部でまだまだいろいろなものがあるんです。
大切なのは自身が目的としたいことと育毛剤の狙いが合っていることです。
どんな製品も最低半年ほどは継続しなければ効果は見えてきません。
それは新しい毛髪が生まれるまでのヘアサイクルにその時間がかかるから。
わたしはあちこち製品を変えて失敗しました。
狙いがそれぞれ違うのですから製品を変えればまたやり直しになるのは当然です。
そしてもうひとつ注意点があります。
薄毛の原因が賛成型脱毛症AGAや女性型脱毛症FAGAの場合です。
これらは育毛剤では薄毛の根本原因は解決しません。
特にAGAは進行を遅らせながら現状維持や髪が太くなることを目指すことになります。
薄毛感がなくなればそれは成功と思います。
日本皮膚科学会が発表している男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン。
成分により推奨度をランク付けしています。
最も高いAランクがついているのは「ミノキシジルの外用薬」塗る発毛剤です。
出典：日本皮膚科学会 男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン 2017年版
AGAの場合はそれ以外ではきっと効果は見えにくいと思います。
昔は価格が高く継続使用しにくい部分もありましたが今では手軽な価格に。
例えば、男性用ですがジェネリックの登場で以前に比べて割安になったものも出てきています。
1本あたり￥7,000以上の発毛剤は普通にあります。
こちらなら4本まとめ買いで1本あたり￥3,000です→ヒックス ミノキシジル
女性は男性と同じ製品は使えませんがやはりいろいろなものも出てきています。
ミノキシジル外用薬からのチャレンジもぜひ。
4.まとめ
「以上、育毛剤の付け方を間違えていませんか？正しい使い方で効果を最大化する方法」について解説しました。
育毛剤の付け方を間違えていると効果が半減してしまうことも。
育毛剤の効果を最大化するためには、ただ付けるだけではNG。
正しい使い方を守り、継続して使用することが大切です。
育毛剤をつけるのはシャンプーとセット。洗い方もさらに重要です。
皮脂はとことん落としすぎれば逆効果と体験からも感じているからです。
それでも上手に落とすことも大切…
泡で洗えて落とせて節約にもなるツールのご検討もありです。
肌も髪もスッキリで毎日楽しく！
たいせつな節約についても下記でよく分かります。
AGAやFAGAの場合はミノキシジルをおすすめします。
もちろん誰にでも完璧なわけではありませんが男性型および女性型脱毛症診療ガイドラインの推奨度が高いからです。
男性用にはヒックス ミノキシジルも検討してみて下さいね。
女性は女性専用のミノキシジルを。
どんな育毛剤を使うにしても継続使用は必須。
髪の太さふくめて現状維持できているかどうかも大切な判断基準です。
もしAGAやFAGAが深刻な場合はクリニック治療も視野に入れるのもありです。
自身含めて、薄毛なんて世の中からはやく無くなればいいのにと思います。
少しでもこの記事がヒントになることを願っています。
最後までご覧いただきありがとうございました。
※画像はイメージです
