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固形石鹸で洗髪するとはげるってホント?薄毛の場合の注意点も解説

「固形石鹸でシャンプーするとはげる」って聞いたことがありませんか?

普通の液状のシャンプー剤の代わりに洗髪対応ではない普通の固形石鹸で洗髪する方法。

シャンプーの添加物や合成界面活性剤を避けたいという人は気になりますよね?

使っても大丈夫なのでしょうか?

 

わたしはAGA治療中です。

AGAの場合、頭皮に皮脂を多く感じることもあるはずで少し使ってみたいと思うことも。

そんな薄毛やAGAの人は固形石鹸で洗髪しても大丈夫なのでしょうか?

結論から言えば固形石鹸で洗髪すると必ずはげるわけではありません。

しかし注意点は多いのです。

 

この記事では通常の固形石鹸で洗髪するとはげるという噂の理由や洗髪方法、注意点について解説します。

薄毛でも、そうでない場合もヒントがあるかもしれません。

気になる場合はぜひ読んでみて下さいね。

1.固形石けんの特徴とは

洗髪対応ではない普通の固形石鹸についてお話ししていきます。

固形石鹸は合成界面活性剤や防腐剤などの添加物が少なく、環境にも優しいとされます。

自然派志向の人などに人気がある理由ですね。

しかし、固形石鹸には肌や髪に悪影響を及ぼす可能性があるという指摘もあります。

ほんとにそうなのかな??

固形石鹸がはげると言われる理由はその特徴にあります。

  • 洗浄力が強い
  • アルカリ性である
  • 泡立ちが悪い
  • 洗い流しが難しい

洗浄力が強いのはよいことだらけに見えます。

しかし、頭皮や髪にとっては皮脂のとりすぎは逆効果なんです。

必要な皮脂まで取りすぎてしまえば頭皮は過剰に皮脂を分泌するからです。

それと同時に髪や頭皮の水分も奪ってしまいます。

必要な油分や水まで奪ってしまえば髪はパサパサになったりきしむことも…

 

さらにアルカリ性のために髪や頭皮の弱酸性のバリアを壊してしまう可能性もあります。

健康な髪や頭皮は弱酸性といわれますから頭皮のpHバランスを崩すのはマイナス点。

強力な洗浄力で髪が乾燥したり、切れ毛や抜け毛が増えたり、頭皮が荒れたりしたら良いことはありません。

いっぽうでシャンプー剤は弱酸性か中性に調整されており髪や頭皮のpHバランスを崩しにくいです。

シャンプーと比較すれば泡立ちは良くないことが多いのも特徴です。

固形石鹸は水分が少ないため洗髪時に強い摩擦や刺激を与えてしまいます。

固形石鹸で洗髪すると、髪や頭皮に石鹸かすが残りやすくなるのも問題です。

残った石鹸かすは毛穴を詰まらせ、頭皮の乾燥やかゆみ、フケなどを引き起こす可能性があります。

2.薄毛の場合に固形石鹸で洗髪はOK?

もしわたしのような男性型脱毛症AGAや女性形脱毛症FAGAのような薄毛の場合。

通常の人よりも固形石鹸での洗髪には特に注意が必要と思います。

その理由は髪が細く弱くなっていることが多いからです。

 

固形石鹸で洗いすぎれば頭皮や毛髪は乾燥や刺激にさらされダメージを受けやすくなります。

ダメージを受けた頭皮は炎症を起こしやすくなり、毛穴を詰まらせたりする可能性があります。

先ほどお話ししましたが洗い過ぎの結果、さらに過剰皮脂が分泌されます。

過剰皮脂がAGAの直接原因ではありませんが育毛剤や発毛剤でのケアにはマイナスです。

 

固形石鹸は頭皮の血行を悪化させるという説もあります。

頭皮の血行が悪くなれば毛根に栄養や酸素が届きにくくなり毛髪の成分であるケラチンの生成が低下します。

ケラチンが不足すると毛髪は弱くなり抜け毛や薄毛の原因となります。

AGAで皮脂が多くなり髪が細くなったことにはじゅうぶんな心当たりがあります。

AGAで髪が細く弱くなっているから抜けやすそうだよね…

AGAやFAGAの場合、特に洗髪方法にも気を配る必要があると思います。

ごしごしと強く洗いすぎると、もともと細い髪や生えてきたばかりの毛髪まで引き抜いてしまっているかもしれません。

水分が少なく洗浄力が強い固形石鹸ならなおさら摩擦には注意して下さい。

優しく洗って洗髪前後には十分にすすぐことが大切です。

以上のように固形石鹸で洗髪すると薄毛になりやすいと言われる理由はいくつかあります。

固形石鹸は手軽で経済的な洗髪方法ですがAGAの場合は頭皮や毛髪の健康を考えるとおすすめはできません。

頭皮や毛髪に優しいシャンプーを選んで適切な洗髪方法を実践しましょう。

AGAには適切なシャンプーで毛穴をきれいな状態にして育毛剤や発毛剤を浸透させることが大切ですから。

AGAの場合の洗髪の理由のひとつはそのためと思っています。

3.固形石けんでシャンプーする際の注意点

通常の固形石鹸で洗髪するとはげると言われる原因。

それはきっと固形石鹸自体の特徴や使用方法によって生じる頭皮や髪のトラブルによるものです。

もし固形石鹸で洗髪したい場合。

普通の固形石鹸ではなく必ず洗髪対応の製品にしましょう。

固形でもバー状になった頭皮や髪に配慮されているものもあります。

もし頭皮や毛髪に合わない場合は使用をすぐに中止して、さらに以下の点にも注意して下さい。

固形石鹸を泡立てる際は、十分に泡立ててから頭皮や髪につけましょう。

泡立てネットのようなものを上手に使いましょう。

たとえばこんなやつです↓

直接頭皮や髪にこすりつけると摩擦で頭皮や髪に大きなダメージを与える可能性があります。

ネットなどで泡立てて使えばそれを軽減できます。

 

洗い流す際は十分にすすぎましょう。

数分間、少し長めと思うくらいで良いはずです。

その後、残留物がないか確認を忘れずに。

指で髪や生え際などを触ってみてヌルヌル感がある場合は、まだすすぎが足りません。

洗髪後はアルカリ性になっているはず。

リンスやコンディショナーで髪の表面を整えましょう。

よく髪をすすいだあとに酢リンスもおすすめ。

酢やクエン酸などの弱酸性の液体で髪をすすぐと石鹸カスを除去したり、頭皮のpHバランスを整えたりすることができます。

固形石鹸での洗髪には肌質にも注意が必要です。

例えば、乾燥肌や敏感肌の人。

固形石鹸での洗髪は頭皮や髪の皮脂をさらに取りすぎてしまう心配があります。

そうすれば頭皮に湿疹などの悪化が起きる可能性も。

洗浄力が強すぎるので毎日固形石鹸で洗髪する必要はないはずです。

どうしても行いたい場合、週に数回ですこしずつ試してみることをおすすめします。

少ないシャンプーでの湯シャンや酢リンスとの組み合わせのほうがダメージが少ない気がしました。

 

AGAの場合などに多い脂性肌の場合も洗い過ぎには注意です。

皮脂を取りすぎれば一時的にさっぱりしても油分は過剰にもどってきます。

ある程度の皮脂は頭皮や髪のために必要です。

4.まとめ

以上、「固形石鹸で洗髪するとはげるってホント?薄毛の場合の注意点」について解説しました。

固形石鹸は合成界面活性剤や防腐剤などの添加物が少なく、環境や頭皮に優しいというメリットがあります。

固形石鹸で洗髪するとはげるというのは、必ずしも正しいとは言えません。

しかし、固形石鹸で洗髪する場合は、頭皮の状態や洗い方にじゅうぶんに注意することが大切です。

 

AGAやFAGAといった薄毛の場合、間違った洗髪方法は薄毛が進行してしまう可能性もあります。

これらの薄毛の場合、シャンプーの目的のひとつは育毛剤や発毛剤をぬる下準備のためでもあるはず。

AGAやFAGAに効果的と言われるミノキシジルの発毛剤などを上手に使うことで薄毛の予防や改善に役立ちます。

なぜなら日本皮膚科学会でもAGAやFAGAにはミノキシジルの塗り薬が推奨されているからです。

出典:日本皮膚科学会 男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン 2017年版

男女別のリーズナブルな製品も上手に選択してみて下さい。

固形石鹸やシャンプーも上手に正しく使って、健康な髪を目指しましょう。

記事末尾にはシャンプー関連の記事もありますのでごらんになってみて下さい。

この記事がすこしでも何かのヒントになれば幸いです。

最後までご覧いただきありがとうございました。

 

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