デュタステリド服用は朝?夜?フィナステリドとの違いや飲酒後の服用は?【体験談】
デュタステリドをAGA対策として服用しはじめてから既に4年ほどが経過しました。
フィナステリドからは通算でかなりの年数服用していると思います。
今回気になったのはデュタステリド服用のタイミングです。
今まで何も考えず夜寝る前に服用していましたが一番良い服用のタイミングなどあるのでしょうか?
さっそく見ていきたいと思います。
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1.薬を飲むタイミングとは?
薬全般にですがその効能や成分に応じて食前・食間・食後などの服用時間が決められています。
よく見かけるのは「食後服用」のものですよね。
食べ物が胃にあることで胃を荒らすことが少なく吸収がよくなる等で食後服用とされるものが多いようです。
何も食べずに飲むよりも少しでもいいので何かを口に入れてから服用するほうが良いです。
また、飲み忘れたからと一度にたくさん服用はしないで下さい。
ちなみに食後とは食事の30分後くらいまでを想定しています。
食前や食間指定のもの含め服用のタイミングは薬の成分が血中に残って効果を発揮するよう計算されたものです。
そのため服用時間を守ることは非常に重要です。
最大限に効能を発揮できたり逆に副作用を防ぐことに繋がります。
バランスよく食べることも大切なのですね。
※画像はイメージです
2.デュタステリド服用タイミング
ではデュタステリドやフィナステリドのベストな服用タイミングはいつなのでしょうか?
通院して処方された経験があるのはフィナステリド薬と現在服用中のデュタステリド薬です。
わたしが実際に処方された薬には服用タイミングが書かれた説明書きがそれぞれ付いていました。
その内容です。
・フィナステリド 1日1回夕食後
・デュタステリド 1日1回内服(食事の影響は受けないが毎日決まった時間の服用が望ましい)
デュタステリドは朝でも夜でもいいとのことなのでしょうか・・
成分に違いはありますが同じAGA対策の薬でなぜ違いがあるのでしょうか?
血中濃度について
先ほども触れましたが薬は血中にとどまり患部に達し効能を発揮します。
それが低いと効果が現れないため一定のタイミングで次の薬を服用し血中の濃度を保ちます。
よくある「毎食後に服用」というような薬はこの血中濃度を保つためなのですね。
服用タイミングが重要な理由は薬の血中濃度を正しく保つために必要だからです。
逆に血中濃度が高い場合は副作用が現れるなど身体によくないことも起こりえます。
AGA治療薬の服用タイミングは・・
フィナステリドは夕食後などが望ましくデュタステリドはとくに時間指定はないことになります。
ただし毎日同じ時間で服用継続することが必須です。
また、当然ですが薬は1回服用したらずっと体内に残るわけではありません。
一定の時間で肝臓や腎臓で代謝され体内に排出され血中濃度が下がります。
その血中濃度が半分となるのに必要な時間は「半減期」と呼ばれ薬ごとに違いがあります。
半減期
デュタステリドの半減期は3~5週間と非常に長いです。
フィナステリドは約6~8時間と短いです。
フィナステリドはきちんと飲まなければすぐに血中濃度が下がりやすいのです。
そのため夕食後服用して就寝時に効果を発揮するように指示されたのかもしれません。
デュタステリドは逆に体内で分解されにくいです。
半減期が長いデュタステリドですが脱毛抑制のためには濃い血中濃度を一定に保つ必要があります。
フィナステリドに比べ体内に有効成分が長く残るので効果が安定しやすい一方、副作用の可能性も高くなります。
わたしはこれを試して大失敗しています…
ちょっと飲み忘れちゃったなくらいなら良いと思いますが、数日に1回だけ服用等は避けたほうが良いと思います。
※画像はイメージです。
体内に残る時間が長いということはそのぶん副作用にも注意して下さい。
プロペシアでもザガーロでも、ある程度の期間服用することになるので自身の身体の状態や副作用チェックは保険と思います。
たとえば格安の薄毛治療のクリニックでは相談はできても検査自体は行わないところもあります。
その分治療費が安かったりするので文句は言えませんが…
そんなときは自身で行うかたちになります。
でも、忙しくてなどで血液検査で病院に行く時間がないとかもありますよね。
今では在宅で検査キットが届いて、身体の異常はもちろん、がん検診までのものが。
薄毛治療にも身体が第一。こればかりは何にも変えられないものです。
副作用につながらないように定期的なチェックはお忘れなく。
3.飲酒後の服用について
わたしはフィナステリドを夕食後に服用することからAGA治療を始めました。
そのため現在までデュタステリド服用タイミングも同じように夕食後、就寝前にしています。
しかし気になることが。
夕食後、飲酒癖があるためデュタステリドの服用タイミングが非常に気になってはいるのです。
飲酒後のアルコールも肝臓で就寝中等に代謝されます。
「代謝」とは薬が作用を果たしたあとに肝臓、消化管粘膜、肺、腎臓などで分解され無毒化され体外へ排出される性質に変わること。
いくら飲酒後の時間をおいてもデュタステリドの代謝のタイミングと重なり合うような気がします。
半減期までが長く体内に残るのならば、なおさら飲酒と時間を離すほうがよいと思い始めています。
ということは・・夜以外の時間が良いのかもしれないと思い始めています。
ただしこれはわたしのような飲酒癖のあるかた向けです。
特に飲酒しない場合は夕食後や就寝前が良いと思います。
ただ、一番良いのは飲酒を節制することとは分かってはいるのですが…
※画像はイメージです
4.ザガーロ(デュタステリド)の使用禁忌はある?
アルコールの話に加えてザガーロ(デュタステリド)の飲み合わせについても少し。
他の薬との相性はそれほど心配しなくとも良いと言われます風邪薬も併用OKとされます。
ただし注意点もあります。
決して一緒に服用してはいけない併用禁忌薬はありませんが、飲み合わせに注意しないと身体に何らかの悪影響が出る可能性がある併用注意薬はあります。
CYP3A4阻害作用のある薬がそれに当たります。
例えば真菌薬のケトコナゾールや抗うつ剤などに含まれるものもあります。
ただ、CYP3A4阻害薬と言われても非常にわかりにくいですよね?
先ほどお話しした副作用リスクや飲み合わせリスクを防ぐためには自己判断での服用は避けたほうが良いでしょう。
AGAクリニックなどでの医師の診療がリスクを減らします。
普段飲んでいる薬のことも相談しましょう。
※画像はイメージです
5.まとめ
今回はデュタステリドの服用タイミングについて見てきました。
フィナステリドに比べて半減期まで長いのですが1日1回決まった時間に服用しましょう。
毎日決まった時間に服用を忘れずに。
半減期の違いでデュタステリドの有効性が高い可能性がある一方で副作用にもより注意すべきと分かりました。
先ほどすこし触れましたがデュタステリドの半減期が長いからといって服用を1日おきなどにするのはおすすめしません。
大失敗は身をもって経験しています…
飲酒習慣のある場合もくれぐれも注意を。
休肝日も作らないといけませんね…
なるべくならやっぱりアルコールを控えて夕食後が良いのだとは思うのですが…
AGAは放置すれば進行します。
もちろん薄毛や体の状態は人それぞれで万人に効く治療方法なんてありません。
それでもリーズナブルに危険性をなるべく少なく継続できれば一番と考え今も治療継続しています。
ダメなら多くの人が治療継続しないはずです。
そんなことはありません。
始めようと思ったときが一番早いスタートなのは事実ですから。
まずは抜け毛をなるべく食い止め現状維持にも是非注目してみて下さい。
自身含めて、薄毛の悩みなんかみんなから吹き飛べばいいのにと思います。
最後までご覧いただきありがとうございました。