ミノタブの危険性や副作用、死亡例?服用開始したのでまとめ

薄毛改善に効き目がありそうなミノキシジルタブレット。

いわゆる「ミノタブ」のことです。

でも、効き目が強そうということはやっぱり副作用とか危険性とかが気になりますよね。

死亡例があるなんてうわさまで…

特に服用や治療を始めようかと迷っている時はなおさらです。

 

実はごく最近、私もミノタブの服用を開始しました。

でもまだごく最近です。

短い体験から言えば、体調に変化はありません。

ただしこうした薬は継続服用が必要です。

そこで改めて備忘録としても情報を深掘りしてみようと思い立ちました。

これはとても大事なことだからです。

治療を迷われている方や継続中の方にも何かのヒントになりますように。

1.どんな危険性や副作用があるの?

ミノキシジルタブレットいわゆるミノタブは経口薬。

つまり飲み薬です。

ミノキシジルには直接頭皮に塗る外用薬もあります。

大正製薬のリアップが有名ですよね。

塗るタイプのものが効きにくい場合などにミノタブ使用を考えるのが一般的と思います。

どちらもおなじミノキシジルを含みますが効果はミノタブのほうが強いとされます。

 

ミノキシジルはもともとは血圧を下げるための降圧剤でした。

これが想定外に全身の毛が増える多毛症を引き起こした為、脱毛症にも有効となりました。

塗るタイプのミノキシジルは薄毛治療に有効とされ日本皮膚科学会でも推奨されています。

いっぽう、ミノキシジルタブレットはAGA薄毛治療薬として認可はされていません。

それは同じミノキシジルの塗り薬と比べても危険性や副作用の確率が高いからです。

どんなものがあるのでしょうか?

初期脱毛

服用開始からひと月目から三ヶ月ほどは初期脱毛と呼ばれる脱毛が起きる可能性があります。

これは乱れていたヘアサイクルが正常に戻ろうとしている証しです。

成長しきれなかった細く短い毛髪が押し出されているのですね。

ミノタブは4ヶ月ほどの継続服用が必須と言われるのはこの為もあります。

次の新しい毛髪が生えてくるためにそのくらいの期間が必要なのです。

ですのでひと月で諦めるようなことはしないほうが良いです。

ただし、その状態がずっと続く等の異常の場合は必ず医師に相談すべきです。

むくみ

ミノキシジルは血液を流す動脈を緩めるので血流が増えます。

しかし、血液を戻す静脈には働きません。

すると血管を通して行き渡った血液は末端に溜まり、むくみを引き起こすことがあります。

また、ミノキシジルが代謝され体外排出の際に肝臓や腎臓の働きが衰えているとむくみの原因となるとも。

顔や手足などのむくみが現れます。

目周りのむくみがひどい場合などは医師に相談をして下さい。

多毛症

ミノキシジルを服用すると血流が良くなります。

頭部だけでなく全身の血流が良くなり、栄養素がスムーズに運ばれすぎる状態にも。

飲み薬タイプのミノタブが、頭皮に塗るタイプよりも効果的なのはこのため。

しかし、毛髪部分だけに送るということは出来ません。

その結果、腕の毛や眉毛など全身の体毛が成長してしまうのが多毛症です。

逆に言えば「薬が効いているサイン」でもあります。

あまりに増えすぎた場合は医師に相談を。

動悸・息切れ・狭心症

ミノキシジルが血流をよくすることは分かりました。

しかし、これが心臓に血液を送る冠動脈に影響してしまうことがあります。

冠動脈を緩めすぎてしまい心臓への血流が落ちてしまうのです。

血流が落ちれば酸素や栄養素が心臓に運ばれなくなってしまいます。

軽い症状だと疲れやすくなったり。

さらに酸素不足になれば肺にも影響して胸の痛みや動悸・息切れが起きやすくなります。

胸の痛みが続く「狭心症」にも繋がります。

異常を感じたら必ず医師に相談してください。

不整脈

通常の場合、血管は緩める締めるを繰り返して血液を流します。

しかしミノキシジルは冠動脈を緩めたままにします。

心拍が一定で無くなるのです。

すこしでも異常を感じたら服用を中止して必ず医師に相談しましょう。

動物での研究ではミノタブには心臓肥大のリスクもあります。

心臓が肥大して心筋が厚くなることで心機能が低下し、全身に血液が届きにくくなってしまうのです。

2.おすすめの治療方法

ミノタブ服用で死亡例はあるのかな?

2022年11月現在、調べた限りですががミノタブでの死亡例はありませんでした。

ミノキシジルの外用薬、塗り薬を飲んだ副作用が疑われた死亡例は3件。

詳細は不明ですが使用のルールから逸脱したからと思います。

ただし、そのくらいミノキシジルの使用・服用には注意が必要ということです。

副作用を見てみると心臓や肺など循環器系の影響が一番怖いです。

それらの病気をお持ちの方や高血圧や低血圧の方は服用前に医師に相談して下さい。

妊娠予定がある女性や妊娠中のかたも同様です。

 

しかしミノタブが薄毛に対して効果があるために使われているのは事実です。

直接血流に働きかけるわけですから頭皮から塗るより効果的なことは想像出来ます。

一番怖いのは自己判断のみでの服用です。

ミノタブの海外からの個人輸入が怖いのはこのためです。

血液検査や心臓・肝臓などの数値を考慮せず使用すれば…

とても危険なことにもなりえます。

また、海外からの個人輸入の薬は製造元や成分の保証もないものも。

継続服用が必要ですから一定の期間飲み続けることになりますが、薬の成分が途中で変わっていても気づきにくいでしょう。

購入の際の個人情報管理も心配です。

そうしたリスクを最小限に抑えるためにも国内での通院服用が良いはずです。

わたしもごく最近服用を始めましたが、服用前に身体の状態をきちんと確認してくれました。

服用している薬の詳細も分かりましたから余計に安心しました。

なお、国内のクリニックは千差万別です。

そんな中でも価格はリーズナブルで実績あるところを選ぶべきと思っています。

そのあたりはもう少し詳しくこちらで触れていますのでぜひご覧下さい。

3.ミノタブ以外の薄毛対策は?

副作用はやっぱり気になるなあ

こうした声も多いですよね。

当然の悩みです。

私自身もそう考えたこともありました。

もし、ミノタブやその他治療に頼らない場合の薄毛対策は?

増毛や植毛になると思います。

治療に比べてのデメリットは料金面です。

月々の契約にしろ年間契約にしろ治療よりは一般的に割高です。

ただし、治療も継続して治療費や薬代は発生します。

植毛は費用面では一時的には高くても、増毛のようにずっと払い続けることがないのはうれしいです。

 

さらに大きなメリットもあります。

特に増毛は治療よりも短期で薄毛が隠れることです。

治療の効果を感じるには早くても4ヶ月ほどの時間が必要です。

初期脱毛のところでお話しましたが、古い毛がぬけて新しく生え変わるためには仕方のないこと。

それに薬も100%のかたが「効いた」と感じるものではないこと。

効かない人もいるのです。

その点、増毛や植毛は相談しながら髪を増やせますよね。

自毛植毛は自毛を移植しているので生えてくるまで少し時間は要します。

増毛は一時的に増やすなんてことも可能。

そして増毛のもう一つの大きなメリットは副作用は気にしなくて済むこと。

ただし自毛植毛は植毛前にあった髪の維持のためにはAGA治療薬を飲むことも視野に入れなければなりません。

しかしミノタブのような強い薬は用いる必要は少ないでしょう。

治療が難しい場合はひとつの手段であることに間違いはありません。

増毛は無料体験もありますので体験してみてから判断もありです。

増毛と植毛の違いについてもまとめてあります。

4.まとめ

すべての人にではありませんが効果が出やすいといわれるミノタブ。

その反面、心臓や肺などの循環器への影響も無視できません。

大きなリスクを避けるためにはやはり自己判断のみでの使用は避け、医師の治療で行うべきと考えます。

私自身、オンライン診療によるミノタブ服用を始めたばかりです。

思っていたよりかなりスムーズに治療が開始できました。

なお、自分でも定期的な血液検査や循環器病院での心電図検査をしようと思っています。

治療の進捗は改めて記事にしていきたいと思っています。

先程お話したようにクリニックも千差万別ですから上手に選ぶことをおすすめします。

詳細は男女別にこちらにも記載していますのでぜひご覧下さい。

この記事が少しでもなにかのヒントになればとてもうれしいです。

最後までご覧いただきありがとうございました。

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