副作用や危険性あるミノタブに上手にトライする方法
「ミノタブを飲むと効果がすごいらしいよね」
その噂はインターネット上やSNSでもよく見かけます。
ミノタブとはその名の通りミノキシジルの内服タブレット錠剤です。
薄毛治療中のわたしも噂の発毛促進効果はとても気になります。
しかし気になるのは良いことだけではないのです。
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発毛促進力がそれなりに高いのは事実のようで良くも悪くも「生えすぎ」の声までSNS等では聞こえてきます。
確率は高くはありませんが、相性があえばかなり回復する人もいるようです。
そのため特に薄毛の進行具合が中度以上のかたや今まで何をやっても進行してしまった人こそ注目すべきとものと思います。
しかし、どんなに効果が優れていても副作用がひどければ躊躇します。
真剣に使用を考えるからこそなんとなくではなくしっかりとした情報を知りたいと思います。
「本当に使用はするべきか?やめるべきなのか?」
「服用の際は何に気をつけなければいけないのか?」
薄毛体験者として治療を受ける側の目線で選びかたや注意点をまとめます。
きっと薄毛対策の希望となるはず?なったらうれしいです。
ぜひ順番にご覧下さい。
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1.ミノタブの効果
ミノタブ以外の薄毛治療薬では一般的にはフィナステリドやデュタステリドが有名でしょうか。
これらの飲み薬は抜け毛を抑える予防薬です。
プロペシアやザガーロという先発薬が有名ですが、今では安価なジェネリックも処方されています。
女性用としてはスピロノラクトンやパントガールが挙げられます。
スピロノラクトンも国内メーカーのジェネリック薬品が多く用いられています。
これらの薬はおもに抜け毛を抑える「守りの薬」とされます。
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それがミノキシジルを含む薬です。
血管を拡張し発毛促進することを目的とする「攻めの薬」。
頭皮へ直接塗る薬としてもミノキシジルの塗布薬、いわゆる「塗りミノ」が男女ともあります。
今ではお得なジェネリック薬も出ていますよね。
このミノキシジルの飲み薬版がミノキシジルタブレット、いわゆる「ミノタブ」です。
このミノタブ、半年ほど服用するとそれなりの発毛促進効果が塗るタイプの塗りミノより高いとされます。
頭皮からミノキシジルを吸収するよりも、服用して直接血液に乗せるほうが確率が高いのは想像ができますよね。
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いえ…すこし待って下さい。
ミノタブには大きな注意点があるのです。
2.ミノタブの副作用・注意点
ミノタブはもともと血圧を下げるための薬である降圧剤としてアメリカで開発されました。
薄毛専門の治療薬ではなかったのですが思わぬ作用として脱毛症に有効とされました。
ミノタブは厚労省が薄毛治療薬として認可を出していない未認可薬扱いになります。
薄毛治療薬としては後述する副作用が大きすぎると判断されているのでしょう。
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未承認薬だから違法という訳ではありません。
自由診療薬ということで医師が十分に作用や副作用まで説明し患者が合意した場合には処方されます。
逆に考えると、それだけ期待値が高いから処方されるとも想像します。
ただし期待値が高い分その分副作用も大きくなります。
どんな副作用があるのでしょうか?
- 全身の多毛症
- 目の周りなどが腫れる
- むくみや体重増加
- 胸痛、心拍数増加、動悸、息切れ、呼吸困難、不整脈等の心血管系障害
などなど。
最後の項目が一番気になるところと思います。
使用には細心の注意が必要でしょう。
しかし、多くの服用者がいるなかで現在使用禁止になっていないのも事実です。
それでも未認可薬には違いありません。
用いる場合は医師の診療・説明を確認してからがよいでしょう。
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独断での使用選択は危険です。
副作用を考えると他の薬よりも特に自己判断での使用は避けるべきと考えています。
また、ミノタブの錠剤には2.5mg、5mg、10mgなどの濃度があります。
10mgは濃すぎて副作用の確率が高いとされます。
最大でも2.5mgで十分とも言われます。
自分にはどの濃度で良いのかの自己判断による選択も危険です。
決して多めに服用しないようにして下さい。
それ以外の注意点もあります。
アルコール、飲酒は血管が拡張し血圧を下げます。
イブプロフェンを含む頭痛薬や風邪薬にも血圧に作用しますのでNGです。
ミノタブとそうしたものの血流をよくする効果が重なりすぎて身体に悪影響が出ます。
意外に盲点と思いますのでご注意下さい。
ミノタブ服用開始前も服用中も身体の定期的なチェックも。
近くの心電図検査を行える循環器系の病院をきちんと調べておくことがとても大切です。
異常を感じた際にそのままにしないようにするためです。
定期的に検査できればベストです。
ミノタブを服用したら普段から血液検査や心電図などで自分の身体のチェックは保険だと思っています。
薄毛治療のクリニックでは相談はできても検査自体は行わないところもあります。
その分治療費が安かったりするので文句は言えませんが…
そんなときは自身で行うかたちになります。
でも、忙しくてなど諸事情で血液検査で病院に行く時間がないとかもありますよね。
今では在宅で検査キットが届いて身体の異常はもちろん、がん検診まで出来るものがあるんですね。
何と言っても身体が第一です。上手に使ってみて下さい。
使用してはいけない方も当然います。
妊娠中の方や高血圧や低血圧などの方や心臓肝臓に病気をお持ちの方などは使用できません。
通院中の方は服用前に必ず医師に相談して下さい。
3.ミノタブの通販や個人輸入について
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ミノタブはアマゾンや楽天通販などでは購入できません。
海外からの個人輸入はあることはあります。
でもお話したようにそれは非常に怖いことと思っています。
口に入る薬を海外のどこで作られて何が入っているか分からないものを飲み続ける自信はわたしにはありません。
常に一定の品質のものが届く保証もありませんし、購入サイト自体が偽物だったりのリスクもあります。
ミノタブではありませんがインターネットで入手したED治療薬の4割がコピー品だったという大手製薬会社4社による調査結果も…
粗悪な海外個人輸入のミノタブで重篤な副作用を引き起こしたり、そもそもの効果も出ない偽物のリスク…
先程お話ししたミノタブの濃度についても自分に合った濃度は個人判断では分かりませんから副作用の確率だけ高める場合も…
個人輸入するのは全て自己判断での服用です。
なにかあっても国の救済制度は受けられないのです。
出典:厚生労働省ホームページ
薄毛治療薬は継続する必要がありますから悪影響がある場合気づかず蓄積していくのは怖いです。
ミノタブの入手方法も自分の身体を守るための選択が第一なはず。
いまでは国内で価格面も個人輸入に遜色ないクリニックもありますからリスクは負うべきではないと思います。
医師のサポートがきちんと付くスマホ完結!医師が処方する発毛治療【eLife(イーライフ)】 もあります。
ちなみにミノタブ自体が発毛薬としては未認可の薬ですのでミノタブのジェネリック薬はありません。
4.ミノタブ入手はクリニックで
出どころの分からない、効き目もわからないミノタブよりも安心なもの。
身体の保険と考えれば、やはりそれはAGAやFAGAのクリニック処方が良いです。
命には変えられません。
ただし…どこでも良いわけではありません。
- ミノタブやその他薬の入手先をきちんと説明できること。※未承認薬使用のため説明できないのはアウト
- 比較的安価に継続できること。
- 治療内容が明確であること。
- 完全オンライン対応
このあたりを満たすことが大切と思います。
きちんとしたクリニックであれば入手先はしっかり成分鑑定しています。
おかしな入手方法を取っていれば露見したときのダメージのほうが大きいからです。
また、薄毛治療は髪が生まれ変わるサイクルに関係しますので最低半年ほどの継続が必要です。
ミノキシジルやフィナステリド、デュタステリドの組み合わせで安価なところで。
治療内容を明確に説明できてなるべく上記の攻めと守りの薬の組み合わせで治療継続できるところがよいと思います。
シンプルな治療内容が好ましいということです。
そうしたところはきちんとミノタブの適度な濃度も選択してくれるはずです。
5.まとめ
今までの薄毛治療が効果がなかった場合にはミノタブの使用は可能性、希望があると思います。
ただし出どころの分からない所からのミノタブ入手はリスクも大きいです。
リスクを減らす為やはり安心できるクリニックで治療が良いはずです。
今では上で紹介したように個人輸入と大きな価格差は無いクリニックもあります。
金額差が少しだけあったとしても保険やリスクヘッジと考えれば差額は安いはずです。
使用前の説明と使用可否の判断もしてくれますから危険な自己判断になりません。
副作用を考えるとミノタブは医師の診断とセットで異常を感じた場合すぐに相談できることは必須です。
クリニックが重要な理由をもうひとつ。
薄毛の原因を医師がしっかり判断することで、もしかしたらミノタブ以外の薬を用いるほうが良い場合も判明します。
男性もそうですが特に薄毛の原因が多様な女性の場合など。
薄毛の原因含め間違った自己判断での服用は大きなリスクです。
医師の正しい治療が大きなリスクヘッジと回復の近道になると思います。
もしオンラインでの相談が恥ずかしくためらわれる場合。
ずっと薄毛でいる気持ちを克服するならばおそらく一瞬です。
向こうも優しいプロですから恥ずかしいことはまったくありません。
多くの薄毛のひとも相談していますから。
今までの薄毛治療が効果がなかったり薄毛が中度以上に進行している場合。
とても苦しまれている方もいらっしゃると思います。
そのままにしておくか可能性に賭け治療チャレンジを開始するかは大きな分かれ道かもしれません。
その判断を医師にしてもらうのも重要なことなはず。
治療を真剣に迷われている場合はぜひ前向きにお考えになってみてはいかがでしょうか?
自身ふくめて薄毛で悩む人が一人でも多く減ってほしいです。
最後までご覧いただきありがとうございました。