コーヒーをやめたら髪は生える?薄毛との関係は?
「毎朝コーヒーを飲まないと目が覚めないなあ」
というかたは多いと思います。
わたしも朝のコーヒーは習慣化していて飲むのが当たり前になっています。
そんなコーヒーと薄毛との関係については以前からいろいろ聞いたりしていて気になっています。
などなど…
薄毛を促進する説、育毛対策になる説と両方の意見がありますよね。
実際のところどうなんでしょうか?
コーヒーで薄毛になるのでしょうか?
コーヒーをやめたら髪が生えるのでしょうか?
結論から言います。
「コーヒーを上手に取り入れることで育毛など髪にも良い影響がある」と思っています。
ただし誤った飲み方は抜け毛が増えるなど逆効果にも。
デメリット説含め育毛に有効な理由と上手な取り入れ方をお話ししていきたいと思います。
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1.コーヒーではげる?
なぜコーヒーが髪に悪いといわれるのでしょうか?
たしかに大量のカフェイン摂取の常習化はよくありません。
精神錯乱や幻覚、パニック発作、不整脈、消化器症状、循環器症状などを引き起こす可能性があります。
起き抜けにいきなりコーヒーを飲むと血糖値が上がるという説もあります。
薄毛に関してもカフェインによる興奮・覚醒作用が血管を収縮させ血流が悪くなったり眠りを妨げて薄毛になるとも言われています。
また、髪を生成するミネラルのひとつである亜鉛の吸収を妨げる面もあるとのこと。
さらに摂り過ぎの場合は髪の生成に必要なアデノシンを壊してしまうこともあるので注意です。
ちなみにカフェインはコーヒー以外にも緑茶や紅茶、烏龍茶にも含まれています。
有名なところではエナジードリンクや栄養ドリンクにも含まれています。
エナジードリンクの常用・過剰摂取には注意というニュースも良く見たことがあります。
ただし…
上に挙げたコーヒーのデメリット説は「コーヒーを5杯以上など過剰摂取の習慣の場合」とされていました。
そうでなければコーヒー販売にも強めの注意書きや規制がかかるはずですよね。
適量ならば問題ないはずです。
2.コーヒーが育毛を促進する理由
逆にコーヒーが発毛・育毛へのメリットがある説や研究結果はたくさん出ていました。
ドイツのイエナ大学の研究によるとコーヒーなどカフェインを含むものを髪や頭皮に塗布するヘアケアはテストステロンの抑制に有効と提案しています。
実は飲んで効果を出すためには60杯以上飲まなければいけないとか・・
かなりの量を飲まないと難しいようで飲用では現実的ではありませんね。
そしてカフェインの血管収縮作用が頭皮の血行を促進して毛根に栄養が行き渡る効果があります。
それも実際にドイツの複数の大学でその効能が研究報告されています。
実際ドイツではカフェイン入りのシャンプーが日本より一般的なようでこうした研究の成果もあるのでしょうか。
悪いという意見と逆の研究結果ですよね。
さらにコーヒーの利点はまだまだあるんです。
コーヒーポリフェノールに含まれるクロロゲン酸は血糖値の上昇を抑えます。
そのクロロゲン酸は強い抗酸化作用を持っています。
抗酸化作用で頭皮や毛母細胞の酸化を防ぐ働きも期待されます。
これはとても重要です。
さらに、過剰な糖や脂質を溜め込まないようにする働きも持ち生活習慣病予防にも繋がります。
生活習慣病は血行不良を引き起こし育毛にも悪い影響が…
ということは適度なコーヒー摂取が結果的に薄毛改善にも効果があると思います。
※画像はイメージです
この説についてはテレビでもおなじみのイシハラクリニックの石原先生達も下記記事でおっしゃっています。
参考:双葉社ホームページ
大学での研究結果と医師の発言から有効性がかなり期待出来るのではないでしょうか。
毛髪再生には健康な身体が重要です。
病気であればエネルギーはそちらの回復に使われるでしょう。
髪再生の優先順位は下がっていきます。
コーヒーが健康な身体作りに一役買ってくれるなら最高です。
3.コーヒーの上手な取り入れ方
それでは実際に生活にうまく取り入れるのにはどうしたら良いのでしょうか?
焙煎が選択できる場合は「浅煎り」のほうが良いです。
なるべく「ブラックで砂糖は入れない」ように。
胃の保護や飲みやすくするためならば低脂肪の少量のミルクは大丈夫でしょう。
甘い缶コーヒーなどは控えましょう。
思ったより多くの砂糖が入っている可能性があります。
カフェインの摂取目安があります。
農林水産省や厚生労働省のホームページによるとWHOや各国のカェイン摂取目安が表記されています。
おおむね健康な成人で1日あたり400mgまでとすべきと表記されています。
表記のカフェイン濃度条件はコーヒー粉末10gに対して湯150mlで抽出した場合、コーヒー100mlあたり60mgです。
ただし、このあたりは実際飲むものでかなりバラつきもあるでしょう。
胃を荒らす可能性もありますから念の為これより少ないほうがいいと思います。
飲む分量として1日だいたい500ml以下としたいと考えています。
女性はもっと少なめのほうが良いでしょう。
コーヒーの摂取時間帯にも気をつけましょう。
起き抜けの朝食前いきなり飲むことは胃にも悪影響の可能性があります。
朝食後に飲むのが良いでしょう。
食後の血糖値上昇を抑えてくれます。
少量を午後に飲んでスッキリするのも血流に良いリラックス効果が得られるでしょう。
※画像はイメージです
寝る前に飲みたい場合やカフェインの取り過ぎなど気になる場合もありますよね。
その際はカフェインレスのコーヒーやデカフェという選択もあります。
カフェインレスでクロロゲン酸の酸化防止効果が得られることは育毛にもとても大きいと思います。
例えばカフェサプリGABAならカフェインを通常のコーヒーから97%以上カットしたカフェインレスだから寝る前にも飲めます。
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よく眠れれば髪にも身体にも良いはずですよね。
お手軽価格でおためしにはおすすめです。
4.まとめ
「コーヒーは体に悪い」
結果はそうは決めつけられないものと思いました。
専門家の研究結果やお話から「適量のコーヒーを摂取することで身体や髪に好影響がある」と思うからです。
・糖尿病などの生活習慣病や肥満・脂肪肝を防ぎ発毛のための体作り
・血流を良くして頭皮の酸化も抑え育毛にも好影響
コーヒーが好きなので飲み過ぎずにうまく取り入れたいと思いました。
アメリカの学者の中には薄毛の原因ジヒドロテストステロンを抑える説を唱えるかたもいるようです。
大事なことなので繰り返しますがくれぐれも過剰摂取に注意しましょう。
もちろん、コーヒー自体は育毛剤や発毛剤ではありません。
飲んだから言っても、必ず毛髪が生えるものでは無いことは付け加えておきます。
万が一、体調がすぐれなくなったりした場合も控えて下さい。
すでに糖尿病その他の病気をお持ちのかたは必ず医師の指示に従って下さい。
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また、取り入れ方のところですこし触れましたが別の落とし穴があります。
砂糖入りのコーヒー飲みすぎにも注意してください。
糖質の大量摂取にも注意すべきなのです。
コーヒーを飲んで体調や髪に悪影響がとする海外の記事を複数読みました。
でもよく読むと…
砂糖たっぷりのコーヒーを大量に飲んでいるケースが珍しくありませんでした。
そしてドーナツやら甘いものを一緒にたっぷり。
砂糖は気をつけないと非常におそろしいものです。
コーヒーが体に悪い説は、実はこの砂糖のほうが原因ではないかとも思っています。
血糖値を常に上げてしまうと結果として身体の糖化・酸化につながります。
糖尿病は非常に恐ろしいです。
食べ物などについてはもう少し深掘りしています。
アラブではコーヒーはかつて薬として用いられていたものです。
利尿効果や強心作用で血液循環を高めるとされていたようですからまさに生活習慣病予防に近い効能。
身体に悪いものを習慣として長く飲用することは無いはずです。
肝臓での糖や脂質代謝をサポートしてくれていたら更にうれしいですね。
うまく取り入れればコーヒーが身体や髪に好影響もありそうです。
カフェインを極力抑えた有名メーカーのコーヒーの影響もおためしになってみて下さい。
※画像はイメージです
毎日の生活で無理なくできることを取り入れてすこしづつでもメリットがあるといいですよね。
この記事が少しでもなにかのヒントになったらとても嬉しいです。
最後までご覧いただきありがとうございました。